てんかんについて 2 | 精神病・精神障害・発達障害の方への基本情報 (明石市・加古川市・播磨町・稲美町の精神疾患・精神障害の方の支援施設 波の家)

精神病・精神障害・発達障害の方への基本情報 (明石市・加古川市・播磨町・稲美町の精神疾患・精神障害の方の支援施設 波の家)

精神疾患になってしまう事によって、さまざまな困難がともないます。
そういう方向けに、少しでもお役に立てるような福祉制度や、さまざまな支援について、少しずつご紹介していこうと思います。

「てんかん専門医の不足というもんだい。」



もしよければ、


日本のてんかん医療をリードする


日本てんかん学会  認定専門医の名簿をみてください。





患者数が多いという割には、


圧倒的に専門医が少ない事、


確か兵庫県でも550万人の人口にたいしてこれです。



また、その専門医も各診療科にまたがっており、


小児科医・精神科医・神経内科医・脳外科医・・・


つまり患者にとっては何科にかかればいいかわからないという


境界が曖昧なのです。


我々のような専門職ではある程度、


認定専門医でなくても


どこどこの病院の先生が専門であるとは把握できていますが、


一般の方にはまず情報が届かず、その結果、


本来なら専門医にかかり適切な治療を受ければ、


発作をコントロールできる患者も


そこには辿り着かず難治化しているという現状があります。