最近、面白い雑誌(機関誌)を見つけた。
「こころの元気+plus」という。
いわゆる、メンタルへルス系の雑誌。
僕の場合、例えば数えたこともないが、
第3波の家には膨大なメンタルへルスや、
精神障害・発達障害等の関連書籍を置いてあると思う。
基本全て、僕が読み終わったものを置いて、
職員や、メンバーさんにも役立ててもらっているし、
それに、これもあまり数えたこともないが、
色んな機関誌の定期購入や団体には加入しているので、
今ざっと思い浮かぶだけでも、
「手をつなぐ育成会」
「てんかん協会」
「保育学会」
「発達心理学会」
などなど
後、いろんな障害者団体が
発行している機関誌を数えたらきりがない。
もちろん、
みんなそれなりに勉強するのには役立つのだけれど、
たいがいの本に共通しているのは、
「小さい文字で、難しいし、読みにくい」のだ。
しかしこの雑誌は、
「地域精神保健福祉機構 コンボ」というNPOが、
精神障害者当事者に読んでもらう事を第一の目的としているようで、
徹底的に、読みやすさやわかりやすさにこだわっている。
1)まず、字が大きい。
2)文章が平易である。
3)いわゆる専門家の講釈ばかりではなく、
誌面の半分は、
実際の精神障害者の思いや声である。
僕らのように、日々現場で当事者に関わっている者でさえも、
つい慣れてしまい、忘れがちになっている、
当事者の本音や病気のつらさ・苦しさ。
そんなものを、改めて気づかさせてくれる。
定期購読しても
年間12冊で、わずか5000円。高くはないと思う。
おすすめです。