夕方急いで帰宅してレミノを付けると、残念ながら下町俊貴 vs 津川龍也は間に合わず。



ちょうど佐々木尽とカミルバラの東洋太平洋ウェルター級タイトルマッチが始まった直後でした。



カミルバラ、典型的なマッチョマン体型のスムーズレスボクシング。そこに荒々しくパンチを叩き込む佐々木。

最後は強引に佐々木が叩き伏せましたが、アジア圏でむかしからよく見て来たスピード感の無いド突きボクシングでした。



しかし…今日の試合を見る限りですが。

佐々木が日本人初の世界ウェルター級チャンピオンになってもあまり嬉しくないかも知れません。

 



イスマエルバロッソ VS 平岡アンディは平岡にとって理想的展開で完勝。

暫定チャンピオンベルトの代わり?かWBAメダルを貰っていましたね。



セミファイナル、WBOバンタム級タイトルマッチは武居由樹に比嘉大吾が挑んだ一戦。

判定で武居が初防衛に成功。

比嘉が居場所を求めて闘って来た六年間のエンディングにふさわしい熱戦でした。


11ラウンドダウンを奪ってから急失速。

それでもしがみつきながら倒されるのを拒み続ける比嘉の姿は印象に強く残りました。


ちなみに武居ですが、今日のボクシングでは那須川とやれば普通に敗けると思います。



そしてメインイベントの井上尚弥 VS TJドヘニー。

試合は唐突なエンディングを迎えました。



ドヘニーが勝つ気もまったくしませんでしたが、

それ以上に今日の井上はなんだか普通のボクサーの様に感じました。



いつも纏っている闘気のオーラが見えず、

ドヘニーのパンチを貰う場面も。



ドヘニーが巧かったのか、井上の体調が悪かったのか… 



顔色もあまり良くなかったですね。いま思えば。





※もうそんなに時間は残されていない様に感じた今日の井上でした。