きのう7月に両国国技館で行われる世界タイトルマッチの発表がありました。
列んだカードを見て、
「これ、いつまで続けられるかな」?
と私は強い危機感を覚えました。
日本は井上が引退したあと、韓国の様に衰退が一気に加速する‥と。
昨秋にも一度書いたのですが、
いまから30数年前、あれだけ栄華を誇った韓国のボクシング。
現在ではまるで古代遺跡の様に風化してしまいました。
その頃の日本は対照的に世界王者不在・挑戦連続失敗の真っ只中で、そんななかワールドボクシングで特集された記事がありました。
※ワールドボクシング1989(平成元)年7月号
※6人も!スゲー! と思ったものです。
いま日本は10人...
当時私はこの特集を何度も何度も読み返しました。
熱狂の観衆。次々に生まれるチャンピオン。
しかしこの記事にはこう書かれています。
え?いまの日本ボクシング界とおんなじやん・・
当時の韓国には柳明佑と張正九の二大巨頭が居ました。いまの井上尚弥と同じです。
そして90年代に入り、柳も張も第一線から去ったあと‥
韓国ボクシングは一気に衰退して行きました。
先に書いた井上なきあとの予感めいた危機感。
韓国は30年前にこの道を通っているのです。
強いチャンピオンが去り、世界王者が乱造され、
“普通”のタイトルマッチに飽きた。
リングジャパンのビデオを見ると、韓国選手がパンチを撃つたびに『ウオー』!
と熱狂の声を挙げていた鈴なりの大観衆はいったい何処へ行ってしまったのでしょうか?
いま私はかつてボクシングに熱狂した韓国人のオールドファンについて色々と調べているのですが、なにぶん韓国語が分からずなかなか悪戦苦闘しております。
こうしてボクシングの事をブログに書こうとする熱が消えてしまう前に韓国のファンの声を聴いてみたいですね。
ジョナタンロドリゲスにジョナサンロドリゲスに決定戦‥
もう飽き飽きですわ。
長州力はかつてプロレス界には非常ベルが鳴っている!と声を挙げました。
私の耳には日本ボクシング界にジャンジャン非常ベルが鳴り響いています。
※韓国はいいなあー!羨ましいよ😭
私が羨望の眼差しでこの記事を読んでいたころ、
韓国のボクシングファンは自国の状況にクエスチョンを感じ、危機感を抱いていたのでしょうか‥?
当時きっといまの私の様に思っていたファンは居た筈。そして彼らはいずこへ・・・
※パルパルママが強烈な印象でした。