盛り上がっていますかーーー!?
東京ドーム決戦。
みなさんの周りで井上VSネリの話している人は居ますか?
私の実生活の周囲にはただの一人も居ません😅
こんなもんなんですかね?
仕方ないんでしょうかね?
ボクシングファンとして
『マイクタイソン以来』
という文言は、強いキーワードとして切り札的なものがあるのですが、どうやら世間とファンの温度差は認知度に比例しているようです。
34年前‥
いや、私はその時寮の中に居て外部の情報が入らない生活をしていましたので分かりませんが、その2年前のタイソン初来日の時は、1ヶ月も前に来日したタイソンの動向が連日テレビで報道されていた記憶が残っています。
当時の放送は日本テレビ。
まだBSも無く地上波放送のみで、無数にある現在と比べるのは公平ではありませんが、やはりAmazon primeやネット媒体での配信というのは広く行き渡らないというか、好きな人・興味がある人の目にしか届かないものなんでしょうね。
これはボクシングに限りませんが、音楽でも昔は地上波でザ・ベストテンや夜のヒットスタジオみたいにロック、フォークから歌謡曲・演歌にアイドルがひとつの番組に一緒に出演していました。
ですので私達世代以上の人間は、子どもの頃に自然と耳に入って来た演歌や歌謡曲を結構覚えています。
これは興味があるなしの話でなく自然と‥です。
ニュースでもそうです。
新聞を購読するのが当たり前だった時代には、興味無い話題も紙面を広げるとイヤでも目に飛び込んで来ました。
だから深くは知らなくても話題として知る程度には色々な事を吸収出来ました。
現代はネットで自分が興味ある話題のみを選択出来るので、音楽でもニュースでも、そしてボクシングも知る人ぞ知るだけの世界になっているのです。
レコード大賞の受賞曲を聴いてもそら分からない筈です。
私が子供の頃は、八代亜紀の雨・雨・ふ~れふ~れの手振りや、ジュディ・オング魅せられての白いヒラヒラ、そしてジュリーが帽子を飛ばすのを真似したりしました。
老若男女、みんなが口ずさめる位に知っていました。
情報源が一家に一台のテレビやラジオのみですからそれだけ世の中に知れ渡っていた為です。
タイソンの時はまだそんな時代でした。
そういう意味で、いまの選手は気の毒とも言えます。
しかしそんな時代からこの現代までの変遷を、子供から大人へとリアルタイムで体感して来た我々世代の人間には、どうしてもあの頃の熱狂的な盛り上がりと比べてしまうので、井上VSネリがイマイチ火が着いていない様に感じてしまうのかも知れませんね。
決戦まであと17日。
こんな時代ですが、
私がこけら落としのタイソンタッブスでボクシングにのめり込んだ様に、今度のドームでひとりでも多く新たな誰かの琴線に触れて欲しいです。
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