今年もいよいよあと三日。
ボクシングの方も井上タパレスが終わり、
残るは井岡一翔VSホスベル・ペレスのWBA世界スーパーフライ級戦でグランドフィナーレを迎えます。
さて年末恒例というか、この時期になると年間最高試合であったり、最高KOや年間MVPといった事を考えるのがファンにとって楽しみのひとつでもあると思います。
そこで私が選ぶ年間最高試合・最高KO・MVPを発表させて頂こうと思いました…
が、パッと思い浮かばないんですこれが (^_^;)
もちろん今年も様々なビッグファイトが国内海外共に行われたのでしょうが、私にとって印象に残る試合が本当に少なかった。
ある意味今のレコード大賞と同じ様な感覚で捉えていると言ったらいいのかも知れません。
当然井上尚弥だろ!
という声に対しては、私の中でどちらか一方が勝つと分かりきっている試合は対象外なのでこの中には入れていません。
だってつまらないでしょ?井上井上って絶賛し続けるのは 笑
いや、きっとそれは私自身が現在のボクシングに対して少し(かなり?)冷めて来ていて、キチンと観ていないからからというのもあると思います。
かろうじて4月のWBA.WBC世界ライトフライ級寺地拳四朗VSアンソニー・オラスクアガの激闘。
これは一番燃えました。
私が子供の頃に父親がテレビで見ていた具志堅さんみたいな昭和のボクシングを思い出す激闘でした。
それ以外では3150ファイトシリーズのどれとは言えませんが、パッケージとしての興味深さ、熱戦が目に付いた位でした。
そういえば但馬ミツロがベネズエラ人と韓国人に連続判定まで行った試合は何故か印象的でよく覚えています。
レベルは置いておいて、いかにもTHE・ヘビー級の試合というか、1980年代中盤頃のヘビー級が冴えなかった時代の中堅選手を彷彿させるダルな展開(意外と好きなんです)がツボでした。
あとは6月にタイで行われたパンヤ・プラダブシーVS田中教仁のWBC世界ミニマム級戦。
典型的日本人チャレンジャーといういまやノスタルジーすら感じさせる挑戦に胸が熱くなったそれ位でしょうか。
ですので年間MVPは短い試合間隔でタイソンロードを再現している但馬ミツロという事で。
最高試合は寺地VSオラスクアガです。
最高KO賞も同じく寺地VSオラスクアガ。
そんな訳で、私はボクシングファンとして失格!と言って良い位に香川照之とは真逆に熱量低めで
色々な印象が欠落していたという2023年でした。