http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121210/crm12121018120018-n1.htm
(産経 2012.12.10 18:11)
大阪府内に実在する難病の女児(5)への支援を訴える街頭募金活動を行い、通行人から現金をだまし取ったとして、大阪府警捜査2課が詐欺容疑で、大阪市内のNPO法人「W.S.A」役員、中村穣次容疑者(32)ら5人を逮捕していたことが10日、分かった。中村容疑者らは1年数カ月前から大阪市内の繁華街や大阪府泉佐野市内などで嘘の募金活動を繰り返し、数百万円の募金を集めていたとみられる。
府警によると、ほかに逮捕されたのはいずれも同府内の19~58歳の男4人。逮捕容疑は今年11月上旬、泉佐野市内の街頭で、厚生労働省が小児慢性特定疾患に認定している「骨形成不全症」を抱える女児への支援名目で募金活動を行い、数人から寄せられた計千円を詐取したとしている。
府警によると、中村容疑者らは2~4人で街頭募金を実施。逮捕者以外にも活動していた人がいるという。NPO法人は慈善団体を装うため、難病患者の支援を事業目的として今年8月に設立されていた。
骨形成不全症は骨の主要成分であるコラーゲンの異常で骨が極端に弱い先天性疾患。骨折が多発したり、骨が変形したりする症状が出る。厚労省が原則18歳未満の患者に、症状や所得に応じて医療費の一部を助成している。女児は重症のため全額補助を受けていたという。
■「詐欺ちゃうんか」詰め寄る通行人 難病女児支援うたった街頭募金の実態は…
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121210/waf12121014220009-n1.htm
(産経 2012.12.10 14:21)
「全身14カ所を骨折して生まれてきました」「5歳になった今でも難病と闘っています」。逮捕されたNPO法人「W.S.A」役員の中村穣次容疑者(32)らは道行く人の同情を誘う文句を繰り返し、白昼堂々と募金を呼びかけていた。
11月上旬の午後、買い物客らでにぎわう大阪・ミナミの百貨店前。そろいのオレンジ色のジャンパーとキャップ帽を被った男3人が募金箱を手に現れた。女児の顔写真を貼り付けたプレートを首からぶら下げ、数十メートル間隔に離れてマイクで支援を訴えた。
3人は女児の氏名は明かさず、募金の趣旨や使い道の説明もしない。大半の通行人は素通りしたが、高齢女性が募金箱に硬貨を入れると、男の一人は「ありがとうございます」と話し、深々と頭を下げた。
ただ、平成17年に難病の子供を救うと称して、京阪神で大規模な偽募金を繰り広げた団体が大阪府警に摘発されたこともあり、ミナミの百貨店前では「金は何に使ってるねん」「詐欺ちゃうんか」と詰め寄る通行人も。さらにインターネット上では、中村容疑者らの活動を見かけた人が「妙だ」などと指摘するブログも複数存在している。
百貨店に近い小売店に勤務する女性(25)は「必死で活動している感じもなく、仲間内では以前から怪しい集団だと噂になっていた」と話した。
■震災義援金集めをシノギに 詐欺容疑で暴力団組長ら逮捕 和歌山
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120709/waf12070922420014-n1.htm
(産経 2012.7.9 22:38)
東日本大震災の被災地に届ける義援金の募金活動を装い、通行人から現金をだまし取ったとして、和歌山県警組織犯罪対策課と田辺署は9日、詐欺容疑で、和歌山県上富田町の指定暴力団山口組系暴力団組長、松下功容疑者(46)と同県田辺市の同組員、畑口忠史容疑者(46)ら男4人を逮捕した。
松下容疑者らはアルバイト十数人を雇い、震災の4日後から大阪や兵庫の街頭で“偽募金”を繰り返していたという。松下容疑者は「何も言いたくない」、畑口容疑者は「参加していない」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は、昨年3月15日から5月18日にかけて、大阪市のJR天王寺駅や兵庫県の阪神尼崎駅などの駅前で、募集したアルバイトに「東日本大震災募金に協力お願いします」などと通行人に呼びかけて義援金を募らせ、集まった現金をだまし取ったとしている。
実行役のアルバイトらは「関西ボランティア協会」を名乗って活動。県警が「募金活動のアルバイトがある」との情報を入手し、捜査していた。判明しているだけで26カ所、計約38万円を集めており、県警が金の使途を調べている。