「実行」

男の30歳の生き方はこの一言につきるだろう。ここから数年間がきっと自分の肉体的、精神的ピークなはず。29年間準備してきた集大成を発揮するのだ。「あーすればよかった、こーすればよかった」、「準備が足りなかったなー」そんな言い訳はなしにしたい。ここでの生き方がその後の人生を決めるような気がする。

 

自分の中で30歳一発目の「実行」は退職。振り返ると仕事は全体的には有意義な時間だった。広告営業、コンサル業務、カメラマン、新聞記者のほか壇上で講演もすれば飲食店への飛び込み営業もした。殺人事件のときは警察署に行き、副署長や当直の人とやりあった。後にプロ野球で活躍することになる選手を訪ね色んな話も聞いた。本当に貴重な経験ができたと思う。ただ「自分に一番向いていた仕事だったか」と言われるとノーだ。一番だと言えなければ辞めなければならない。なるべく早く。時間は有限だし、人間は歳をとるのだ。明日生きている保障もない。

 

営業も取材もこれっきりではなく、何らかの形でスキルは磨いていきたい。そしてもう一つ、高校生からずっとやっている音楽をもう少し深く知りたい。カメラはもっとうまくなりたい。ギターも上達したい。フォトショップもいじれるようになりたい、筋トレ…。これらは仕事の片手間でやりきれなくなった。まずは音楽を軸にしっかりと色んなものにチャレンジしていこうと思う。実行。

 

30年間生きてきて新たに発見したこともある。自分は才能は何もないし性格も悪いし、友達とワイワイ騒ぐより熱帯魚を目で追っている方が好きな根暗だけど意外とコツコツ作業に向いてる。継続して何かをやるというのがまったく苦にならないみたい。そういう部分はもっと伸ばしたい。

 

第二の実行。まだ色々考え中です。下の写真は妹から借りている自転車。撮影場所は恐山。実家から往復1時間40分、17キロ。坂がきつくて死ぬほど疲れました。