皆様こんにちは
いつもありがとうございます
秋になりましたね。
日本の秋の高い空が好きです。
アルプス山中のユリアージュ滞在から
パリへ戻って1週間以上経ちました。
フランスでは新学年が始まったので
ちょっと慌ただしい感じです。
FBではアルプス滞在中の記事を
アップしてきていますが
ブログではまだご紹介していませんでした。
気になる方はこちら
今日はまだFBでもご紹介していない
ユリアージュでの鉱泉治療について
お話しします。
ユリアージュ レ バン鉱泉治療所
鉱泉治療は、既にここで３ヶ所目。
昨年まではピレネーのモリッジ・レ・バン
で3週間の治療を受けていました。
そして娘が小さかった頃は
パリからあまり遠くないラ・ロシュ・ポゼ
に行っていました。
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国の健康保険で規定の事項は
どこも同じなのですが
それぞれの治療所でシステムが異なり
予約の手順や方針も変わってきます。
そして水質もそれぞれ特徴があって
何科の疾患に有効か指定されていて
治療メニューも同じものもあるけれど
独特のものもあったりします。
例えばラ・ロシュ・ポゼ
皮膚科疾患と口腔内疾患に有効
水は柔らかく誰にでも飲めます。
モリッジとユリアージュは両方とも
皮膚科、呼吸器科、リューマチ科の
3つも同時に扱える珍しい水質です。
モリッジは硫黄泉の軟水で柔らかく
少量だったら飲用できます。
（硫黄の匂いがします）
ユリアージュは硫黄泉で塩分が多く
塩を足さなくても鼻を洗えるくらい
塩分の濃度が高いのです。
飲用はオススメされていません。
もちろんバッチリ硫黄の匂いがします。
日本の温泉でも硫黄泉や単純泉など
水質や効能にそれぞれ違いがありますね。
そして、この鉱泉、その利用については
規定があり、利用できる施設がきっちり
決められています。
フランスでは鉱泉は医療用なので
いくらその土地の住人だからといって
勝手に水を引いて利用はできません。
水質によっては症状を悪化させるような
体質や持病の人もいるわけです。
ただ、ラ・ロシュ・ポゼの水のように
一般の人に治療所が水汲み場を公開
している水質のところもあります。
ちょっとルルドの水のようですね。
どこも治療を受けるには医師の処方箋が
必要なのは同じです。
そして国民健康保険が適用になるために
特別な処方箋を保険事務所に送って
適応許可の書類をもらいます。
以前は皮膚科だけを利用していましたが
現在は娘が皮膚科＋呼吸器科
私がリューマチ科＋呼吸器科
夫の両親がリューマチ科と
一家4人で利用しているので
モリッジでもユリアージュでも
多くのスタッフさん達に
一家で名前を覚えられています
夫だけが一家の中では唯一
お陰様で治療不要の超元気な人
私も元気なのですが、過去の故障歴から
メンテナンスのため通っています。
3週間の治療というのは国の健康保険で
決められている期間で、日曜日を除いた
週に6日、祝日でさえも通わなければ
65％の健康保険払い戻しが効きません。
例えば、私の治療費は3週間で約950€
これを健康保険が約549ユーロ支払い
残りは夫の会社で入っている相互補助保険
から出るという訳です。
こんな非常にありがたいシステムですが
治療に来ている人達の多くは、
毎日朝早くから拘束されるので
嫌々ながらという感じです。
確かにみんな５時台に起きて7時頃から
治療が週６で始まるのですから。
だけど私にとっては夢のよう
朝からクレイパックやジャクジーが
待っているのです。
毎日「嬉しいな〜」「ありがたいな〜」
の連続です
朝起きが苦手も私も3週間難なく
起きて治療所に通えました。
次回はどんな治療があるのかをお伝えします。
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その次は10月10日20:20 満月
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