↑ハイライト。ハッキリ言うならば井上監督が9裏にチェイビス選手に代走を送っていたら、サヨナラ負けしていたと言える。反省が必要。
若い髙投手が先発という試合に、前川選手をスタメンセカンドに入れたが、小園選手が試合前の練習で左足を痛めスタメンから外れ2番に矢野選手を入れた。
中村奨選手との12番は機能したが、ファビアン選手、末包選手がサッパリ打てず打線は寸断された。
2回に坂倉捕手の打撃でサードチェイビス選手の守備ミスでヒットになると、1アウト後に二俣選手の打球をボスラー選手が弾いて23塁。
どちらも記録はヒットだが、エラーとして良いだろう。
そしてスタメン前川選手がタイムリーツーベースで2点を先制した。
だが髙投手がバントが出来ず、中村奨選手が歩き矢野選手は粘ったが三振。
もう一押しが出来ずに終わると、2回裏からは中日は田中選手、カープは前川選手、中村奨選手と、ヒット打つのは同じ選手だけで、何も起こらぬまま試合はスピーディーに7回まで終わった。
8回表に矢野選手が四球で出たが、ファビアン選手、末包選手と進塁打も打てず。
盗塁して坂倉捕手四球でチャンスを拡大したが、モンテロ選手がホームランボールを空振りし、ボール球で三振と、3番4番6番が全く対応出来なかった。
8回裏に私は髙投手がランナー出すまで任せた方がと思ったが、新井監督は代えた。
島内投手がいつものように先頭打者に打たれたが、後続は切った。
9回表。
2アウトランナーなしから代打大盛選手がヒットを打ったが、2ボールから走らせ盗塁死。
サインが良く分からないなと感じて迎えた9回裏。
ベンチは森浦投手を選択した。
森浦投手は守護神になってからは不安定であり、3人で抑えた試合はわずか1。
ストレート、落ちる球、2種類の空振りが取れる球が抑えには必要と思うが、森浦投手にはそれがない。
正直不安に見ていたが、1アウト後に岡林選手の打球を、森浦投手が触れなければ矢野選手が取りアウトに出来たように見えたが、触れて弾かれ内野安打に。
さらに送球が逸れて1アウト2塁にしてしまった。
どう考えてもこのタイミングでベンチがマウンドに行くタイミングなのだが、何もせず初球失投を細川選手は逃さず振り抜きスタンドに放り込んだ。
膝から崩れ落ちた森浦投手の姿を見ていると、守護神は無理と言わざる得ないだろう。
誰を守護神にと悩むだろうが、ヤクルトが石山投手を一時守護神に戻したように、落ちる球を持つ中﨑投手を戻すという選択もあるだろうし、栗林投手に戻す選択もある。
だがそういう動きが新井監督は出来ない。
その差は大きい。
その後も2アウトからチェイビス選手に粘られ四球を出すと、石伊捕手もヒットで12塁。
そして土田選手にも打たれたが、中村奨選手の送球でホームがギリギリタッチアウト。
もし12塁から代走を送られていたら、多分ホームは間に合わなかった。
相手に助けられた。
延長10回は矢野選手にヒットも代打秋山選手、末包選手が連続三振。
10回裏は1アウトからブライト選手にヒットを打たれると、バントと暴投で2アウト3塁に。
中﨑投手はミスも許されない状況になったが、内野フライに打ち取った。
11回は坂倉捕手がマルテ投手からツーベースを打つと、代走羽月選手、そしてモンテロ選手には代打小園選手を起用し、バントさせた。
ランニングを見る限りでは、中日戦は代打待機になりそうだ。
1アウト3塁で二俣選手に託すという苦しい采配だったが、初球まさかの悪送球で勝ち越した。
さらに内野安打と菊池選手のバントで2アウト2塁としたが、大盛選手は三振だった。
11回裏は栗林投手が起用。
細川選手を打ち取ったが、ボスラー選手の打球を処理出来ず内野安打に。
代走樋口選手に走られたが、チェイビス選手は三振にした。
ここから石伊捕手か、ネクスト準備の中田選手かを選べる状況だったが、最終的には中田選手と勝負を選択。
三振に仕留め逃げ切った。
本来なら9回で逃げ切れる試合だったが、失敗したのは重く守護神の変更を視野にすべきだろう。
9回に配置してから、良い球が投げれなくなっている。
7回に戻すべきと感じるが、守護神を託せる投手がいない。
消去法で中﨑投手を9回にするしかないように感じますがね。