タイトルの通り、今日は序盤は森下投手が良くなかったと思うが併殺もあり凌ぐと、打線もヒットとバントヒットで12塁から、菊池選手にバントをさせて小園選手のゴロで先制と、勝負に徹した点の取り方であった。

 

リードをした直後の2回表も、四球とヒットでランナーを溜める投球であったが、8番9番という下位打線で抑えると3回以降は最終回の河野投手の四球まで、チームとしてランナーを許す事はなかった。

 

打線は森下投手自らのヒットの後に、秋山選手が進塁打からの矢野選手が頭を越すタイムリースリーベースで追加点を挙げると、菊池選手にはおそらくスクイズというのが監督の視野にあったと思うが相手が大暴投で労せず追加点。

3-0から小園選手にもヒットが生まれると、末包選手が特大のホームランで5-0。

そしてこの回に走った事で体が軽くなったか、森下投手も徐々に状態が上がっていき凡打の山を積み重ねていった。

 

4回には會澤捕手のレフトへのツーベース、森下投手の進塁打と続いて秋山選手が活かすタイムリーで6-0。

この時点で登板過多の島内投手と栗林投手を休ませられたら完璧だなというスコアになった。

 

その後も6回に四球から4連打で3点を奪うと、矢野選手の犠牲フライに小園選手のタイムリーも合わさり5得点で11-0。

7回にも會澤捕手、大盛選手のタイムリーが飛び出して14-0。

カープの交流戦14得点はなんと交流戦初年度の16得点以来19年ぶりという事らしい。

確かに記憶にほとんどないなと思っていたら(大量失点の記憶なら2009年のロッテ戦などがある)、初年度以来ではそりゃ記憶にもないなと。

 

ハーン投手が152キロを出して粘られてもストライクゾーンに投げ続けて三振を奪う姿を見ると、ソフトバンク戦に使うという楽しみが出て来たなと思わせてくれた。

途中からは秋山選手、菊池選手、會澤捕手などを休ませる余裕も出来た試合運びは、河野投手が四球を出した点がもったいないと思ったが、最後まで危ないシーンも起きずに完封勝利となって、昨年は2試合首位キープという事が出来なかったが、今年は1日だけ首位という状態から抜け出す首位キープとなる勝利で、オリックス戦は交流戦勝ち越してリーグ連覇を果たした2017年以来の勝ち越しとなった。

 

おまけではあるが、ヤクルトが引き分け、阪神、DeNA、中日が敗れ、巨人はこの記事を書いている時は延長11回終了で同点という事で、次がソフトバンク戦という鬼門である事を考えると、他球団が引き分け以下が多いというのは、大きなアドバンテージになる勝利でもあった。

明日は九里投手が投げるが、何とかもう1つ取ってソフトバンク戦は1つ勝てれば良いという状況にしたい所である。

本当に進塁打が得点に繋がり、今日は良いゲームであった。