今日は私自身がかなり忙しくて一睡もしていなかったので、カープの試合を見るといつも不安になり目が覚めるのであるが、今日は途中の床田投手の安定感を見て安心して気づいたら試合は終わっていた。

 

カープの試合を見ながら寝落ちをしてしまったのである。

寝落ちにならない位に不安たっぷりになるのがカープであるのだが、それだけ信頼をしているという事であろう。

4回と5回の連続併殺で切り抜ける姿を見て、ここで安心出来たという事である。

 

 

初回だけ見た時は、全くストライクが入らないのでどうしたのだろうかと心配にもなったが、阪神サイドの解説の能見氏ですら褒めた矢野選手のスーパープレーがあり、前々回の対戦ですごくチームとしてやられた印象のあるノイジー選手を打ち取って無失点で切り抜けただけではなく、4度目の対戦となった村上投手から先頭の秋山選手が初球打ちでツーベース。

そして暴投で進塁すると、野間選手がしっかり引っ張ってタイムリー。

 

この流れで勢いに乗ると、2回にも先頭末包選手が初球打ちでツーベースと初回を再現しているかの攻撃で勢いづくと、矢野選手がバントヒット、そして林選手がタイムリーで2点目を奪った。

だがその後の0アウト13塁から点が取れなかった事で、まだまだこの試合は分からないと思わせたが、3回表に小園選手と坂倉捕手の連打でチャンスを広げると甘くなった変化球を末包選手が逃さずに捉えて、バックスクリーンに飛び込むホームラン。

 

試合前の防御率が1点台同士で、過去3回の対戦で1勝2敗と負け越している村上投手相手で、思わぬ5-0という大差が付くと、4回と5回はランナーを出しても連続併殺。

これでほぼ今日の試合は決まったと言って良い内容であった。

 

6回裏にはランナーを出して2塁まで進めたが、秋山選手が打ちとられて1塁にランナーが戻った状態となったが、野間選手が調子がいい時はこういう引っ張る打球が出る。

一気に1塁ランナーがホームインして追加点を取り6-0とした。

 

完投・完封を狙ったという事で球数が増えても続投させた床田投手は、味方の送球ミスと失策から満塁のピンチを招くと、中野選手にタイムリーを浴びて失点。

森下選手にも犠牲フライで6-2とされた所で、これ以上は危ないと島内投手にスイッチ。

休養がしっかりあった島内投手がピンチの芽を断つと、最終回は4点リードなので栗林投手ではなく黒原投手を起用。

左打者のインコースに捕手が構えるのはまだ出来ない状態であるのだが、岡田監督は代打にも右打者を起用で3人とも対戦相手が右打者であった。

その場合はインコースにも安定して投げ込めるので、しっかりと3人で締めて栗林投手を休ませるという目的を達成したのである。

 

今日の勝利で19勝15敗となり貯金が4まで増えた。

首位の阪神に0.5差まで迫ったが、貯金を多くすることで来週28日からの交流戦に余裕が生まれる。

最後が横浜スタジアムでの試合、その後はオリックス、ソフトバンクという日程で進むので、この9試合をどういう勝敗で乗り越えられるかが一つの関門となりそうである。

 

小園選手を中心として、末包選手と林選手に当たりが出て来て、坂倉捕手の打撃の調子も上向いている。

鬼門の交流戦に向けてチームが良い形になって来たが、本当に戦力が乏しい中で貯金が4というのは新井監督が本当に頑張っている証拠である。

 

2軍では佐藤選手がまもなく6月となるが3割7分台の打率をキープしており、本当に守りに不安がある事は分かるが支配下であれば交流戦のDHという起用法もある。

だが全く支配下という話は聞こえてこない。

 

一部報道ではDHはシャイナー選手(打率1割4分6厘、本塁打1本、得点圏打率1割1分1厘)を起用する為にフルスイング指令を出しているという言葉も出て来ているのだから頭が痛い。

育成の佐藤選手(打率3割7分2厘、本塁打1本、得点圏打率3割8分1厘)はなぜ支配下になれないのだろうか?

これについてはマスコミの皆様に是非とも佐藤選手を支配下にしないのか?という質問を、新井監督に直接ぶつけて貰いたいとずっと思っている。

 

今の1軍のチームバランスは整っており、堂林選手が走らずに抹消された事でチームの雰囲気も1つにまとまって来ている。

実際に秋山選手もちゃんと最後まで走りますし、小園選手も一生懸命走っている。

そういう現状であるので、助っ人陣には今現在の居場所はないとハッキリ認識してもらった上で、上に上げる為には2割5分は出塁率と得点圏打率で欲しい所である。

 

オープン戦と2軍戦でどちらも1割台の数字しか残せない選手が、交流戦のパリーグの一流投手陣を相手に結果を残せるとは私には全く思えない。

交流戦でという事であれば、その前に佐藤選手を支配下にしてDH起用の方が得点が増えると私は感じている。

末包選手のように上で使えば結果が出せると思っているかもしれないが、末包選手は昨年二桁本塁打という実績があった。

だが新助っ人は日本球界で実績はない。

 

2軍では格の違いを見せてくれるのかと思っていたが、現状では日本球界に適応出来ていないという、2軍投手陣が助っ人に3Aとの格の違いを見せつけている状態である。

それでも交流戦でスタメンで使うというのであれば、「結果が出なかった時はウェーバーにかけて解雇となる」と伝えておいた方が良い。

 

そうなれば結果が出れば御の字であるし、交流戦18試合で結果が出なかった場合は十分チャンスを与えたという事で解雇できるし、そのタイミングで佐藤選手を支配下に昇格できる。

どちらに転んでもチームには大きなプラスになるだろう。

 

本当に選手達が良く頑張ってくれたと思いますし、いい試合であっただけに寝てしまったのはすまなかったと詫びたいですね。

明日も頑張って貰いたいですね。