カープは4試合目の中止となり、マッチアップ的には勝ち目がかなり薄かったので助かったと言えなくもないが、梅雨前に既に4試合の中止という事で例年と違い9月後半から過密日程になる可能性が高まっている。
そして明日は今年早くも3回目の村上投手との対戦。
二度とも床田投手が敗れているという中であるが、とことん野手陣が点が取れない事が足を引っ張っているように見える。
前回に至っては終盤に救援陣が炎上して、完投までされてしまっている。
同じ相手に5月までに3敗はプロとして恥ずかしいと思わないといけない。
右打者の方が被打率が高いという点を見るが、今のカープであればジグザグ打線を組むしかないように思えるが、果たしてどうだろうか?
中止の間にヤクルトがDeNAに逆転負けとなった事で順位が1つ上がって5位となったが、苦手投手から少しでも勝ち星を取っていかないと上には上がれない。
DeNA、巨人、中日の3チームが5割であり、ここで阪神に連敗となるとかなり差がついてしまう。
踏ん張りどころであるが、2軍からの入れ替えを考えたいとなっても2軍も雨天中止が多い上に2割5分のラインを超える事が出来ない選手が多く、そういう意味でもかなり詰んでしまっている。
新井監督がどういう形で打破していくのか?
そして空いている選手枠がある以上は、フロントも失態を挽回すべく動き出して交流戦までに体制を整えないといけない。
そういう動きが出てくれないと、かなり厳しいと言わざる得ないが、ここ数年はシーズン途中にトレードもカープはしていない。
正直その部分でも期待値が持てないというのが苦しい所である。
私自身も体調不良になっているんですが、気温の変化が激しいというのはベテランの選手にはかなり辛い状況である。
だからこそ若手に期待しているのだと思うが、田村選手はフォーム自体が崩れてしまっているのでそういう状態では、昔の新井監督の現役時代の2003年のように使い続けても結果は中々でないと思う。
フォームを直すべく2軍再調整にして、代わりに2割6分前後を保っている中村奨選手をその10日間代わりの戦力とする。
中村奨選手はこの10日間で結果を出してもらう。
出なければまた10日後に抹消。
それだけの年数プロでやっているので、そこは若手よりも1ランク条件が厳しくなるのは当然である。
だがそれで結果を出せば、当然帯同は続くという事になる。
飛距離がある選手で今2軍で率が残っている選手が彼しかいない以上、この2年の女性問題の報道には目を瞑って、使うしかないと思うのである。
今の田村選手をスタメンで使うならその方が良いと思う。
フォームがしっかり出来て振り切れているならば、1周り我慢した序盤のような起用は出来るが今の状態では使う方が悪いという状況である。
そういう時の為の中村奨選手ではないのかなと私は思っている。