カープは森下投手を立てて初対戦のケイ投手との対戦で何とか勝ちたいが、初回1アウトから菊池選手と野間選手が連打でチャンスを作るが、堂林選手は三振。
小園選手が繋いで満塁となるが會澤捕手が打ち取られ無得点。
そして2回は三塁の二俣選手がエラーで出塁を許すと、牽制球を堂林選手が反応できず進塁を許す。
そして進塁打の後に大和選手に特大の犠牲フライを打たれ、ノーヒットで先制点を献上してしまう。
その裏に森下投手が2アウトからツーベースを打つが、秋山選手が三振。
3回裏は菊池選手、野間選手の連打の後、堂林選手がバント。
1アウト23塁で一打で逆転出来るという形を作るが、小園選手が2球目を振って浅いレフトフライとなると、會澤捕手も打ち取られた。
4回裏も2アウトから森下投手が2本目のヒットを打つが、秋山選手が打ちとられる。
6回終了時ではDeNAが0安打1死球で1得点、カープは森下投手がマルチヒットで7安打も無得点。
本当に打線は何をやっているのかという言葉を言うしかないという状況であったが、さすがの森下投手も7回表にはやや捕まりかけた。
2アウトから宮﨑選手に初ヒットを許すと、大和選手の打球を森下投手が反応するも捕れずランナーが溜まる。
ここで失点したら、今のカープの打線ではほぼ終わりと言えるレベルであったが、山本捕手に対して2球で追い込むとショートへのゴロでピンチを凌いだ。
7回裏。
7回終了時点で87球という球数であった森下投手。
二俣選手がアウトとなったが、球数を見てもそのまま続投という決断をする。
そして野手陣の誰よりも大きな歓声を受けると、安打数がどの選手よりも多くなる3本目のヒットで出塁。
ケイ投手も100球に達した所で、野手陣も意地を見せないといけないという所であったが、秋山選手が繋いで12塁とすると、菊池選手も四球で満塁とした。
満塁となった所で徳山投手にスイッチして来た。
この徳山投手は1軍は今年が初という事でデータは少なく、無失点を継続中という投手であったが、野間選手が併殺打コースの打球を打つが、何とか全力で走った事で1塁はセーフで併殺崩れで同点という事になった。
2アウト13塁という状況であったが、堂林選手に対して松山選手を起用した。
最近は捉えても打球が失速という事が目立っている事でどうなるかという所であったが、1-1というカウントからのストレートを捉えて打った瞬間のホームラン。
2年ぶりの本塁打は大きな3得点であり、4-1と試合をひっくり返したのである。
ところがこの後の8回表。
マウンドに上がった森下投手であったが、豆が出来たという事で投げずに降板という緊急事態がカープに起きてしまうのである。
島内投手が急遽準備をしてマウンドに上がるというのは、球数的にも行くと思っていないであろう島内投手には非常に厳しい場面であったと思うが、10球で3人で抑えて帰って来たのである。
この緊急事態でも失点がしなかったという事で今日の勝敗が決まった瞬間であったと思う。
最終回は栗林投手がマウンドに上がると、2つの三振を奪って試合を締めた。
日本人最速100セーブの可能性は残した。
借金は1に戻ったが5割ではない。
首位の阪神が貯金4で、最下位の中日でも借金2と5月頭でも全チームが3差以内という混戦という状況のセリーグであるが、森下投手や床田投手の方が野手より振れているという状態は解消する必要がある。
コーチ陣ももう少し指導をしないといけないだろう。
また會澤捕手のスタメンで連敗の流れを止めるという試合も増えている。
こうなってくると益々運用が難しくなるが、坂倉捕手の打撃が上がって来ないという現状を見ると、石原捕手をスタメンで使う日もどこかで入れても良いだろう。
石原捕手の方が打では捕手陣で今1番上であるのは紛れもない事実であるので、そこを活かさない手はないだろう。
ただある程度配球を自分で組み立てれる投手でないと使う事が出来ないという点は苦しいが、まだ1つも勝てていない九里投手は捕手が誰でも自分で組み立てるタイプなので、一度石原捕手を試すというのはどうかなと個人的には思っている。
こどもの日である5日はこいのぼりの日でもある。
鯉という冠を掲げている以上は、勝って欲しいですね。