プロ野球が29日開幕を迎える。

 

↑他球団の登録選手は公式サイトからどうぞ。

 

開幕前に巨人の新助っ人のオドーア選手が開幕2軍スタートに異を唱えて退団や、カープ上本選手が文春の取材を受け女性との不倫関係を本人が認めるという、衝撃の記事が飛び出したりと場外戦が盛り上がってしまっていた。

 

カープはここ数年、不倫という二文字を毎年報じられてしまっている。

プライベートに球団が関与する事は出来ないので仕方ないが、遊ぶのは良いが報道をされない努力はしてもらいたいと思う。

外部からのタレコミがあったと書かれているという事は、それだけ目撃者が常日頃から多かったという事であり、報道されない努力をしていないように結果論であるが見えてしまう。

この報道で本人は大きな代償を払う事になると思うし、それ以上は本人と奥様の間で話し合えば良いことであるが、チームとして今後許されるかは本人の今年の成績次第であるとだけはファンとして申し上げたい。

 

 

◆開幕メンバー紹介

さてカープの開幕1軍が公示されたので、それを取り上げたい。

 

◆カープ開幕メンバー(以下敬称略)

◇投手

九里、大道、森浦、栗林、中﨑、益田、塹江、矢崎、島内、河野

◇捕手

會澤、坂倉、石原

◇内野手

上本、田中、堂林、レイノルズ、菊池、小園、矢野、羽月、シャイナー

◇外野手

秋山、野間、松山、久保、田村

 

27名登録であったが、土曜日に黒原投手、日曜日にアドゥワ投手が入るので実質29名スタートで、31名の登録枠を考えると2カード目に落ちるのは1名という事になる。

それが誰になるか、あるいは黒原投手やアドゥワ投手を投げ抹消として、次の先発を次回のカードで入れるかは監督の判断である。

現状では2人をどういう位置付けにしているのかは分からないので、投げ抹消かどうかは分からない。

 

中継ぎは8名という言葉を永川コーチが言っていたが、結果的には安定感を取り9名スタートという陣容になった。

勝ちパターン投手陣に変化はないが、左腕候補で獲得したハーン投手は全く情勢が伝わらないなど、既に誤算が起きているという点は痛い。

コルニエル投手が救援で入るかもしれないが、先発陣とは違って救援陣はやや手薄感が残っている。

 

捕手争いは髙木捕手が解説陣から配球が甘いという事を言われていたこともあり、2軍で正捕手稼働して実戦経験を積ませるという形で、石原捕手の方を選択したのであろう。

 

内野陣は決めてを欠いて9名という編成となり、終盤に逆転して1軍入りとなったのは羽月選手位であった。

レイノルズ選手とシャイナー選手は開幕カードはスタメンとなるだろうが、2カード目以降はオープン戦を見ていても結果が出なければ厳しいのではなかろうか?

外野手は秋山選手と田村選手は確定であると思うが、果たして結果を出し続けた久保選手を選択するか、それとも左対左でも不振の野間選手を使うのか?

ここも監督のさじ加減1つであろう。

 

前日会見で評論家の低評価に燃えている事を示した新井監督であるが、西川選手が抜けても2年連続のAクラスを確保出来れば、カープ史上最高の監督と評価される可能性は高いだろう。

新井監督は優勝は逃したが1年目の勝ち数は歴代最多勝利という監督である。

だが球団が大事にしているピースナイターでは最少得点の0点かつ、最多失点という大きな失望を招いた結果を出したという事実もある。

 

今年は鬼門の交流戦でしばらくない貯金を作れるか?

そして勝率が上がって来ない中日という鬼門を超えられるか?

阪神の苦手3人衆から勝ち星を挙げられるか。

 

この3点が今年の鍵であろう。

 

伊勢氏がアドバイスをしたという久保選手が開幕1軍となったが、こういうのを見ると伊勢氏にカープは巡回コーチをやって貰えないかなと思ってしまう。

選手がこれだけ代わって今年戻って来ている姿を見ると、指導者の方も一緒に育ててくれる指導者が欲しくなる。

伊勢氏が来年は81歳という年齢もあり、激務で難しいというのは承知しているけども、こういう人材を見つけてチームに12軍の巡回打撃コーチで呼び、指導者の方も一緒に育成していく指導者を呼ぶという方向がカープには必要ではなかろうか?

 

実績の少ない選手が引退した時に指導者になるというカープの流れがあるならば、その指導者をある程度の指導者実績のある大ベテランの指導者に、技術を伝授してもらってそれを現代風に若いコーチが噛み砕いていく事は、指導者の幅を広げる事にも繋がるだろう。

開幕戦は18時30分開始と、DeNA特有の開幕前セレモニーが長いという事でスタートに時間がかかるのであるが、選手達も体を冷やさぬように準備して貰いたいですね。