↑練習試合3戦目は得点力不足に泣いた。

↓監督の総括は動画の最後の方にあります。

 

カープは練習試合通算3試合目となるDeNA戦に挑んだが敗れて、対セリーグに連敗という苦いスタートとなってしまった。

以下詳細である。

 

◆練習試合(2月21日・DeNA戦沖縄・以下敬称略)

◆スコア

DeNA  001001000  2

カープ     000100000  1

 

◆スタメン

◇DeNA

1渡会(右) ニゴ、右安、空三

蛯名(5裏右) 四球(盗塁成功)、空三

2関根(中) 右安、右安(1)

桑原(5表代打、中) 四球、四球

3オースティン(指) 中飛、中ゴ

東妻(3表代走、9裏捕) 二併、遊併

4牧(二) 見三、左飛

林(3裏二) 四球(盗塁成功)、二飛

5佐野(左) ニゴ、四球

勝又(4表代走、左) 右安、ニゴ

6京田(三、6裏一) ニゴ、一ゴ、見三、左飛

7山本(捕) 右飛、一邪飛

松尾(6表代打、捕) 左安(1)、見三

徳山(9裏DH解除.投)

8石上(遊) ニゴ、一直、空三、左飛

9西巻(一) 右安、四球(盗塁成功)

柴田(6表代打、三) 見三、中飛

 

◇カープ

1菊池(二) 左飛、左飛

矢野(4表二) 中安、三ゴ

2田村(右) 空三、四球、二併、左飛

3小園(遊) 右安(1回走塁死)、右安

韮澤(5裏代打、一) 四球(盗塁成功)、ニゴ

4シャイナー(指) 中2、三飛

坂倉(5裏代打) 遊ゴ、見三

5林(一、6表三) ニゴ、左2、空三、中飛

6中村貴(左) 投ゴ、中飛、右飛

髙木(7表捕) 遊ゴ

7二俣(三、6表遊) 左2、左2(1)、右飛

中村健(9裏代打) 中安

8石原(捕) 遊ゴ、遊ゴ

久保(7表中) 左飛、遊ゴ

9中村奨(中、7表左) 二飛、中飛、空三

 

◆投手リレー

◇DeNA

森 3回被安打4、与四死球1、奪三振1、失点0

上茶谷 2回被安打3、与四死球1、奪三振0、失点1

松本 2回被安打0、与四死球0、奪三振2、失点0

宮城 1回被安打0、与四死球0、奪三振1、失点0

徳山 1回被安打1、与四死球0、奪三振0、失点0

 

◇カープ

アドゥワ 3回被安打4、与四死球0、奪三振1、失点1

髙 1回3分の0、被安打0、与四死球2、奪三振0、失点0

塹江 1回被安打0、与四死球1、奪三振1、失点0

森浦 1回被安打2、与四死球1、奪三振3、失点1

滝田 1回被安打0、与四死球2、奪三振0、失点0

内間 1回被安打0、与四死球0、奪三振1、失点0

大道 1回被安打0、与四死球0、奪三振1、失点0

 

 

※総括

菊池選手も練習試合出場という形で注目度は上がったが、5回まで毎回ランナーを出して攻めながらも得点はわずか1という苦しい試合となった。

6回以降は攻撃陣が代打の中村健選手の1安打のみの出塁と失速し、昨年の得点力不足を今年も痛感させられた。

二俣選手が2長打でアピールし、小園選手も2安打であったが、他はシャイナー選手に長打が出た位しかアピールポイントはなく、最終クールでは若手はもっとアピールが必要であろう。

 

投手陣はアドゥワ投手は3回に3連打で失点したが、最少失点で粘るという事は出来た。

2番手の髙投手は四球2つであったが、イニング途中の交代、3番手塹江投手は1四球で回途中から登板も結果を出したと言ってもいいかもしれない。

森浦投手は四球、盗塁を許して、ヒットからのタイムリーとアピールに失敗。

おまけにボークまで付いてしまうという状態では、積み上げたアピールを全て失ったという内容であろう。

滝田投手も連続四球スタートでその後粘って無失点であったが、ドラフト2位、3位の対外試合初登板は共に2四球という結果で終わった。

内間投手と大道投手が良い内容で終えた事で、右腕のアピール不足が続いていた中に光が出て来たと言える形であったが、1試合で全体で四球6はちょっと多いかなと。

 

打線も後1本ヒットが出れば、この試合を勝ちに持っていく事は出来たと思うのであるが、そういう部分での粘りがチームとして打線が出来ていなかったと言える。

 

最終クールの23日は、練習試合ではなくオープン戦という記録が公式に残る試合が始まる。

オープン戦が始まると約1ヶ月でもう開幕である。

 

6回以降の相手投手は新人などの登板で経験が少ない投手が相手であった。

DeNA打線はこちらの若手相手に複数四球を選んでいるが、カープ打線はたった1安打というのはかなり寂しい結果であった。

こういう経験値的には差がない相手からアピールする打撃をしていかないと、最終クール終わったらもう2軍合流してくださいねとなってしまう。

 

6回以降の打者の使わせた球数を見ても、6回は11、7回は12、8回は8、9回は13。

1イニング15球が平均ペースと考えると、それよりもかなり少ない球数である。

これでヒットが出ているなら良いが、安打はたった1で他は全てアウト(3つは1球でアウト)。

コーチが初球から振れという指示をしたのであればコーチが悪いが、新人投手などが相手である以上はデータを集める為にも、もう少し粘るべきではなかっただろうか?

1球2球でアウトでは新投手のデータが集まらない。

その部分で見ても、内容も結果も全体的に悪いと率直に感じてしまった。

 

ここからは内容も結果ももう少しアピールが欲しい。

このままなら、外野争いもいつものメンバー(秋山選手、野間選手、怪我復帰したら末包選手、それまでは堂林選手か上本選手)を当てはめて終わりとなってしまう。

紅白戦まではアピール出来ていたのが、阪神、DeNAという同じリーグの相手に外野若手のアピールが、田村選手の粘って四球と、中村健選手の代打のヒットだけではあまりにも寂しい。

 

ここが踏ん張りどころなので、頑張って欲しいですね。