プロ野球の選手名鑑が2月19日にたくさん新発売となり、書店でも多くの名鑑が並ぶ時期になった。

今回は私が購入した物の紹介と、全体的に見てどうだったかを含めた紹介をしていきます。

基本的には持ち運べるサイズの紹介となってます。

 

◆私が購入した品。

 

↑今年はスポニチ選手名鑑を購入した。

 

例年であればワンコインを重視して、500円を超えるスポニチの名鑑は選択肢とはならないのであるが、今年は2軍で新球団が誕生したのでその球団の首脳陣のリストを見て見たかった所と、審判の退職もあったので審判情報を顔写真付きで載せてる点。

後は過去5年情報も悪くないが、ブログを書く時の試合を見るお供としては3年分で十分事足りるという点もあり、今回はスポニチを選択した。

↑球団裏方情報も含めて一考の余地があります。

 

 

◇以下選手名鑑紹介

 

◆週刊ベースボール

 

おそらく取材力と毎週野球雑誌を作っている事に各社が配慮してか、最速で名鑑を世の中に提供している会社となっている。

ただし選手名鑑部分はとじ込み付録状態で雑誌の厚さであるので、耐久性という点では大きく他者に劣る。

最速である事と駅売店でも買えるという手軽さでは他の名鑑を圧倒しているが、数字も前年分しかないので、他社が揃ってくると大きく見劣りしてしまう。

 

◆宝島社

 

私が2年前まで毎年購入していた名鑑である。

5年分のデータ掲載は各社に先駆けて最初であった点と、業界最安値という所で他社製品を圧倒しているのであるが、年数が増えるに連れて文字の大きさも小さくなっている点がスポニチと比較して見にくかったので、スポニチを選択した。

5年を4年にして1人の紹介の文字と情報をもう少し多くすると、他社を圧倒出来るような気がしている。

 

 

◆コズミック社

 

宝島社に対抗して5年分のデータを掲載し、一時期は宝島社と価格も同じにして競争を仕掛けていたが、今年は440円と宝島社との価格競争で敗れた感じが出てしまっている。

宝島社との差がほとんどない名鑑で値段で差が約60円と考えると、選択肢として取るという事は難しいのではないだろうか?

 

 

◆日刊スポーツ

 

スポーツ紙の選手名鑑で昔から名鑑を作っており、首脳陣などがオープン戦のベンチで日刊スポーツの名鑑を見て他球団の選手を把握している姿なども映っているなど、プロ野球の現場ではおそらく最も評価されている名鑑であろう。

値段もワンコインで留めた事で、スポニチとの価格勝負で優勢となっている。

スポニチが裏方情報や審判情報を入れたのも、こことの差別化が理由であろう。

両者が今後も競う事で、より充実した名鑑が増える事を願いたい。

 

 

 

◆スラッガー

 

主力選手の詳細データ(野手なら得意コースや苦手コース、投手なら球種比率)が掲載されているが付いているのは一部選手に留まっており、その点が中途半端という感じを否めなくさせている。

昨年私が買った名鑑は全選手のそういうデータが付いていた。

それと比較するとやはり情報を付けるなら、もう少し充実した方が良いという感じがしている。

3年分の得意コース・苦手コースが付いているとかであれば、選手の成長も見れてより使いやすいのでは?とも感じるが、その部分の力を入れて欲しいと感じている。

 

 

 

このように名鑑の種類も多く選択も難しいが、今年は2軍新球団もあるので多くの野球ファンが名鑑を買うと思う。

その参考となれば幸いである。