連日の紅白戦となったが、今日もデータをまとめておこうと思う。

 

動画はまたしても球団公認のテレビ局のはなかったので、個人撮影動画しかないのでリンクはしませんが、気になる方は検索して探して見て下さい。

 

◆カープ紅白戦(天福球場、7イニング制特別ルール・今日は3アウト制・以下敬称略)

 

◇スコア

紅組 0120300  6

白組 0000002  2

 

◆スタメン

◇紅組

1(左)久保 四球(盗塁失敗)、中安、左安、中安(牽制死)

2(右)中村貴 遊ゴ、四球、右2(2)、空三

3(捕)坂倉 三ゴ、左2(2)、右安(1)、ニゴ

4(一)ラミレス(練習生) 空三、三ゴ、四球

5(三)林 右安、捕邪飛、左飛

6(指)ロベルト(練習生) 右安、空三、左飛

7(遊)矢野 一失(走塁死・得点1)、四球、三飛

8(指)髙木 三ゴ、二飛、中飛

9(中)曽根 投直、見三、左2

10(二)二俣 中飛、中安、ニゴ

 

◇白組

1(左)中村奨 遊飛、三ゴ、左飛

2(右)田村 右安、右安、空三

3(三)レイノルズ 右飛、右飛、(7回の打席は未出場)

4(一)シャイナー 中飛、三ゴ、(7回の打席は未出場)

5(遊)小園 遊ゴ、中安(盗塁成功)、四球

6(捕)石原 左飛、ニゴ、四球

7(指)中村健 空三、三ゴ、左2(2)

8(指)韮澤 右飛、右飛、右飛

9(中)大盛 見三、投ゴ

10(二)羽月 空三、空三

11(指)持丸 中飛、四球

 

◆投手リレー

◇紅組

日髙 2回被安打1、与四死球0、奪三振1、失点0

塹江 1回被安打0、与四死球0、奪三振2、失点0

長谷部 1回被安打1、与四死球0、奪三振0、失点0

岡田(育成・昇格) 1回被安打1、与四死球0、奪三振0、失点0

坂田(育成・昇格) 1回被安打0、与四死球0、奪三振1、失点0

辻(育成・昇格) 1回被安打1、与四死球3、奪三振1、失点2

 

◇白組

斉藤 2回被安打2、与四死球1、奪三振1、失点1(自責は0)

コルニエル 1回被安打2、与四死球1、奪三振0、失点2

高橋昴 1回被安打0、与四死球1、奪三振1、失点0

松本 1回被安打4、与四死球1、奪三振1、失点3

藤井(育成・昇格) 1回被安打1、与四死球0、奪三振0、失点0

新家(育成・昇格) 1回被安打1、与四死球0、奪三振0、失点0

 

 

※総括

紅白戦の2日目は育成投手を5人も1軍に上げて、支配下右腕の出来の悪さを含めて発破をかける目的があったと思うが、コルニエル投手は2アウトランナーなしからヒットの後に四球から自滅という打たれ方は、セットポジションの時が例年よろしくないという姿から変化がなかったという部分でまたしても右腕がという首脳陣も頭が痛いだろう。

前回のシート打撃で一人も抑えられずに後がなかった左腕の長谷部投手は修正が出来たが、右腕の松本投手は前回複数被安打、今日も4連打で3失点からの四球と散々な内容であった。

 

育成選手達の中ではナックルボーラーの坂田投手が無安打、四球なしという投球で新井監督の目に止まっていた。

ナックルボーラーの成功例は少なく日本では皆無に等しい。

カープでは以前にフェルナンデス投手という投手がいたが成功とは言い難い結果に終わっている。

それを覆して日本で大成功すると、野球殿堂入りもあるかもしれないと言える位に、先人の成功例がない。

ただ監督が評価すると他球団相手の実戦の時に成果を出せれば、支配下枠は残り2だけども支配下という言葉が出てくるかもしれない。

打者の強い打順の所で次は試すと思われるが、粘りの羽月選手がが翻弄されていた事で次もチャンスを与えたいと監督に思わせただけ成功だろう。

育成投手では辻投手だけが3四球から失点と結果を出せずに終わった事で、相対評価で次という物は彼には与えられないかもしれない。

もう一度鍛え直しという事になるだろう。

 

斉藤投手は失点1であるが自責は0であろうし、塹江投手や日髙投手の状態は良い。

斉藤投手と日髙投手をどういう役割で起用していくか?

先発という事であれば枠は実質残り2枠(床田投手・森下投手・九里投手の開幕争い3投手と、学業で出遅れたが順調に進んでいるドラフト1位常廣投手も基本開幕ローテは与えられるだろう)とかなり限られるし、5番手は現状では左腕の森投手がリードしていると思っている。

となると片方しか入れられなくなるので、中継ぎという役割を与えるのかそれとも先発1本でやらせるのかも含めて、そろそろ首脳陣も役割を決めないといけないだろう。

もしくは交互に投げ抹消の二人で1ローテという私の以前書いた大瀬良投手と野村投手をフル回転させる案を、こちらに適用という形で経験を積ませるという方向もある。

先発枠と左腕は高い争いになっているだけに、救援右腕で育成のナックルボーラー坂田投手が監督にクローズアップされているという事は、二度のアピールチャンスで二度アピール失敗した松本投手、アドゥワ投手、益田投手の右腕は危機感を持たないといけないのではないだろうか?

 

「君たちよりも育成の坂田投手の方が使ってみたいと紅白戦で新井監督は感じた」

この結果をしっかりと胸に刻んで次回は完全投球する位の内容を見せないと、オープン戦での登板という機会は与えにくいのではないだろうか?

ローテ投手や勝ちパターンの救援陣にも登板機会を与える必要がオープン戦は出るので、そうなると必然的に競争枠の投手の機会は減るのでね。

 

打線では野手で全出塁を達成した2年目の久保選手が新井監督の沖縄に連れて行くという明言を受け、沖縄キャンプメンバー入り内定を勝ち取った。

チャレンジ期間なので盗塁死は仕方ないけども、牽制死は反省して欲しいと感じますがそれ以外では守備でも良いプレーがあり、1番打者という役割をオープン戦でも試してみたいと、野間選手とガチンコの勝負をさせてみたいと思わせているプレーをしている。

同じく田村選手も複数安打でこちらも外野の一角で試したいと思わせる内容で、中村貴選手も今日も複数出塁とこちらは左腕先発時に秋山選手を休養させてスタメン起用してみるか?と、具体的なシーズンの起用法までイメージできるアピールをしている。

逆に2試合で出塁0という韮澤選手は、ちょっと厳しい立場になったかなと。

 

指名打者で慣れないであろう持丸選手が連日の出塁を決め、林選手も連日のヒットなど、アピールすべき選手がしっかりと次に繋げるアピールが出来たのも印象的であった。

現状の数字を見ると、4番が1番負担考えても避けたい坂倉捕手を入れるしかないような感じになっているが、何とか助っ人陣にも沖縄辺りからは良い打球が飛んで欲しいと思いますし、小園選手がすぐ盗塁出来たという点は次に繋がるかなと感じてます。

 

外野争いのレベルが高くなったことで秋山選手も野間選手も、ある程度はオープン戦で打たないと控えという言葉が出て来る所まで競争が激化している。

誰がポジションを勝ち取るか?

ここは楽しみですね。