↑当該ニュース記事。
西武は山川選手が移籍決定時に、渡辺GMが「人的補償の選手も大変だろうから出来る限りは年内に決めたいが、リストが来なければ越年も仕方ない」というような言葉を残していたが、土曜日に届かずという事でかなりファンの話題をさらっている。
というのもカープの西川選手と同じで山川選手も次の年に移籍は「確定的」だったのだから、リストの準備はすぐ出来るだろうというのがファンの考え方であり、まさか越年までリストが届かないのかという思いがあるのだろう。
どの球団も日曜日はお休みであり、年末の仕事納めも近いと考えると西武側の決定の越年はほぼ確定的であろう。
移籍する選手が福岡から埼玉となるとかなり大変であるが、年内で決まらないというのは選ばれる選手も大変だろうと率直に感じました。
そんな西武と同じ人的補償を今年は求められるカープも過去に越年していて、東京から広島という引っ越しは大変であったと思うが、選ばれたのはベテランに差し掛かっていた長野選手であった。
丸選手の最新の記事にあるように、憧れの阿部選手とやれるにはほぼラストチャンスであったわけで、2017年の複数年契約の提示を出せなかった時点で移籍は既定路線であった。
※参考資料記事
↑丸選手が移籍した理由が家族が広島に馴染めなかったのを表の理由とされているが、憧れの阿部選手と同じチームで戦えるタイミングは2018年オフがラストチャンスであったのが理由であり、金本氏を追っかけた新井氏と全く同じ展開となった。
新井氏には宣言するかどうかも含めて、頻繁に相談していたというのもここが同じだったのである。
その結果、比較的速く届いた人的リストから最もwarが高いと見られた長野選手を指名した。
越年でも対応できるだけの実績のある選手だったから良かったが、若い選手だとそこまで対応出来るかどうか。
既定路線でありながら山川選手との契約をこの時期まで引っ張ったソフトバンクフロントのやり方も問題だったという事であろう。
リストの提出には1週間くらいはかかるので、この時点で西武の越年は確定的である。
そしてカープの場合である。
西川選手の人的補償のリストは11日に届いており、カープの例年の流れであれば判断は2週間がメドである。
つまりクリスマスの25日には結論が出る可能性が高いと見ているが、ここで出ない場合はカープサイドも越年という可能性が高まるだろう。
大阪から広島への引っ越しは、山川選手の人的補償の選手と比べると近距離ではある物の、やはり越年するのは選ばれた選手が大変である。
今回はカープには十分な時間は貰えているし、山本投手をリストから外して暗黙の了解ってあるよね?というような攻められ方もしていないので、オリックスサイドには誠意ある対応をして貰えていると思う。
カープも移籍してくれる選手の為にも25日に発表であれば、カープショップ(ネット)の年末年始休業期間が27日~1月3日となっている事を考えると、年内の仕事納めは26日と考えられギリギリ間に合うのである。
野手を獲るなら右打者、投手を獲るなら若手と見られているが、ラストピースとして上乗せ出来る選手を欲しい所である。
何とか年内で決着してもらいたい所であるが、年明け4日に発表の場合は誰だか分からないまま私は順位予想をするしかないという事ですね。