↑秋山選手の視察に訪れた辻前西武監督の言葉は、カープ経営陣に届くだろうか?

 

 

今日はカープのキャンプはオフでお休みの日であり、書くネタもないなと思っていたんですがたまたま見たニュースに目を奪われた。

辻前西武監督が秋山選手を見に来たというニュースの中でこんな言葉を残している。

 

「球場で秋山どこかなと捜したけど、中々見つける事が出来なかった」

 

監督と選手の関係だった時期もある両者であるが、その立場の人から見ても見つけられないという言葉はすごく驚きであったが、その後に続く言葉が印象に残る。

 

「練習で着ていたビジター用の赤いユニフォームは背番号、その縁取りもみんな赤。パッと背番号が分からないんだもん。ファンの人達も選手を見つけにくいんじゃないかなと、ちょっと心配になったよね」

 

顔をよく知っている前監督であっても中々球場で選手を見つけられないという事であれば、めったに球場に足を運べないファンが一目で「○○選手だ」と認識するのはかなり難しいのではないか?

 

実際に特徴的な体や顔の選手であれば認識もしやすいが、報道写真を見ても分かるように背番号を判別するというのが非常に難しい事も分かるだろう。

 

「子供達が球場に足を運ぶように」という方策を新井監督も考えているのであるが、球場で見ても自分が応援する選手の背番号が見えないのでは認識する事は難しい可能性が高い。

カープが「広島県の住民しか相手にしない」という決意で、ビジターユニフォームを意図的に見にくくしたという方針ならばそういう事かと受け止めるしかないが、どの地域にも子供のファンは存在するわけである。

ホームユニフォームにも謎の線が加わった事がファンの間では不評であり、今年のユニフォームは新井監督のレプリカ以外、前年までのが退団や体の変化で着れなくなったという事態以外で購入に繋がらない可能性が高いだろう。

 

いかんせん動画で見ても選手の区別が付かない事が私でも多々あるので、何回も映像を見直さないといけない。

これが本当に「ファンファースト」を掲げる新井監督の方針と、着けているユニフォームが一致していないと感じる。

野球界に携わっているOBでも中々見つけられないとなると、明らかにユニフォームの出来としてはよろしくないという事である。

背番号しかないユニフォームにして名前は実力で覚えて貰うという方針のチームも世界にあるけども、背番号も背ネームもあるのに見えにくいという事で解説者からもこういう言葉が出る事はマイナスでしかない。

でも新ユニフォームのファン向けの受注注文は既にしてしまっている以上は、今年はこれを変更する事は非常に難しいだろう。

 

来年になったら変更という事になるだろうが、このユニフォームに対して癖のある回答率になりやすいヤフーコメントの意見のそう思う、思わないの投票で、ユニフォームへの苦言意見に対して思わないという票がほとんど入らないというのは異常な事であると思う。

ファンもアンチもこの件に関してだけは「見にくくて困る」という点で一致している事を、もう少し球団のフロントは真剣に考えるべきであろう。

 

それでも売上高が高ければ、改良されないまま何年か続く事になる。

新井監督以外のいわゆる選手のみの売り上げ高がどう変化したかで、考えて貰いたいですね。