カープが5月21日から23日までの練習を一般に公開して行う事を発表した。

地元紙(中国新聞デジタル)を窓口として観戦希望者を募集し各日125組500名で実施される。

 

募集条件で既に21日分は締め切りとなっているが、22日と23日に関しては20日の15時まで募集している。

 

◆応募資格

中国新聞IDを登録している。

2週間以内に体調不良、味覚、嗅覚異常、同居者の体調不良、検査陽性判定がない方、海外渡航歴のない人。

広島県内に在住している20歳以上の人。

 

◆注意事項

マスク着用義務

代表者が本人確認できるもの。

入場時の体温測定でグループで1名でも37.5度の熱を超えない事(超えた場合はグループ全員入場拒否)

中止の場合も有。

 

こんな風になっていますが、あくまでも地元民向けのイベントであるので、県外ファンは来れない形での開催となっていますが、33000人収容の施設でまずは500人を入れてどうなるかを12球団に先駆けて確かめるというのは、公式戦の3分の1入場に向けての練習としては有意義な時間であると思う。

 

スタッフも消毒や間隔の距離、自治体も運営施設の再開が始まる中で野球の影響を見てみたいという事で全面協力しているようで、プロ野球にとってもいわゆる台湾野球のような1000人入場という前段階の500人入場で様子を見る事で、少しずつ復旧へと進んで行くというのはいい方向性だろう。

 

この500人態勢でクラスターが発生するようであれば、観客を入れての公式戦は当面無理と言わざる得ないし、逆に起こらないのであれば少しずつ段階を踏んでいけると思う。

12球団の本拠地の内、10球団の本拠地のエリアが特別警戒地域に指定されていた為に(現在解除済も含む)、段階的にテストを行うならば広島県のカープか、宮城県の楽天しかないが楽天はグループ全体で長期で活動を停止していたので、必然的にカープしかそれをこの段階でやれるチームはいなかったという事でもある。

 

問題なく進めば、翌週の練習も公開となる予定であるそうだ。

広島県在住のカープファンで興味を持った方は、応募してみてはどうでしょうか?