外国から来たスタッフ
寝違いが悪化してとうとう首が微塵も動かなくなり、金・土と丸二日ベッドにくくりつけられた。
その間かろうじて動く右手で怪盗ロワイヤルをやり込み、ハットのお宝をコンプして心から誇らしく思っていたら、気に入らない仕様変更が行われ、M安にメールで毒づき、それでもおさまらずに担当責任者に肉声で毒づいた。
M安は「すでに手を打っている」と言っていたが大丈夫か・・・ああ、早く会社に行って顔面に毒づきたい・・・
木曜のことははるか昔に感じる。そういえば木曜のランチは米国で採用したスタッフとランチをした。
VとBはシリコンバレーで採用した辣腕エンジニアで、インド人とアメリカ人。もう一人はMIT卒業したての日本人に似た外国人(多分)だ。
名をヒデという。
日本で暮らしたことがないのに日本語がぺらぺらなのは両親が日本人だかららしい。
ちなみにお父さんは有名な学者だ。
採用の最終面接のとき、そのお父さんの話になった。
キミのお父さん、○○博士なんじゃない?
そうです。
やっぱり~っ、で、どんな風なの、その、天才を父親に持つってのは?
などと根掘り葉掘り聞いて盛り上がった。
で、お母さんは?
と天才の妻とは何をしているのか聞いてみたくて切り込んだ私。
ヒデはにっこり笑って
「まゆみです」
な、なまえ答えるんだ。。。アメリカンなカホリ・・・
そのヒデ、聡明な父と母(まゆみさん)に育てられたせいか、高度な慣用句を知っている。
この写真は相当痩せてるけど?
「そのときは食べ物も喉を通らないほど好きな女子がいて・・・」
い、今は相当喉、通っているみたいだね。。。
さらに先輩スタッフが仕事のすすめ方を教えると
「百も承知です!」と満面の笑顔。
すでに大物感満載だ。
このヒデがVとBに日本語を教えている。