森で過ごす | DNA of DeNA

森で過ごす

買ったばかりの白いスラックスが泥だらけになり、スニーカーも一足駄目になった。朝6時半から夜10時半までマル一日つぶれ、しかもくたくたになった。



それでも来てよかったと心から思えるのがアファンの森である。



DeNAはチャリティオークション等の収益金を、大災害がない平常時は一貫してアファンの森に寄付させていただいている。森の財団のご厚意で、年に数回社員が森の再生活動に参加させていただく。



土曜日は、初めて大雨の中での再生活動となった。いつものようにヘルメットとのこぎりを借りて薮の木を伐採し、地面に光が届くように作業を進める。元気な木を伐採するのは気が引けるが、森の達人のマツキさんに、大胆にやれと指示され、ばっさばっさと伐って行く。それでも山桜やもみぢは残そうと社員同士申し合わせて進む。



景気の良し悪しにかかわらず、やればやっただけ成果があるこの作業は、格別の達成感を味わわせてくれる。作業の終了時に土砂降りが一瞬やんで太陽が顔を出し、地面に光を当てて我々に作業の成果を見せてくれた。これから自然の光で木がすくすくと育ち、動物が戻ってくるのを数十年、百年という単位で待つことになる。



その後天候は曇りに変わり、薪を割って焚き火をし、スニーカーやタオルを乾かして、森の散策を楽しんだ。財団のスタッフの方が森の中にブランコを作ってくれてハイジ気分も味わった。(都会のブランコを想像したひと、間違ってます。びよ~~んと森の中に連れて行ってくれるブランコです)



DeNAスタッフがいつも見せない表情を見せる。今回は、与信管理・債権回収の達人のセッキィ(他にもいろいろしてます)が債権のこともすっかり忘れて、伐採から薪割り、ブランコに至るまでハンパなく森に溶け込んでいた姿が新鮮だった。







(新人甲山が活動報告を書きました->こちら