秋らしい日が続いていますね
緊急事態宣言も解除がきまり
ほんの少し
前進を感じています
私の両親は
神奈川に住んでいて
1年近く会っていません
電話でときどき話して
元気なのはわかっているけれど
やっぱり顔をみて話がしたい
年内には会えたらいいなと
期待しています
なんばを受診する
ご高齢の方々のお悩みの一つに
「難聴」があります
歳を重ねると
聞こえが悪くなってきて
体温計の音が聞こえない
人の話が聞き取れない
テレビの音が大きくなる
日常生活に
ちょっとした支障が
でるようになります
聞こえが悪いならば
大きな声で話せば
聞こえるだろう
そう思って
声を大きくして話しかけたら
うるさがられた・・
そんな経験
ありませんか?
実は難聴の方は
音の大きさの変化に
とても敏感です
「補充現象」といって
わずかな音量の変化に敏感になって
小さな音は聞こえないけれど
大きな音になると響いたり
とてもうるさく感じてしまいます
そして言葉の聞き分けも
悪くなっていることが多いです
よくあるのは
NHKのアナウンサーの話は
よく聞きとれるけれど
ドラマのセリフは
よくわからない
これは
話す速度や滑舌のちがいが
影響しています
だから
難聴のある方と話すときは
少し大きめの声で
ゆっくりはっきり
顔をみて話すと
会話がしやすくなります
せっかく会えて話をしても
よく伝わらない
よく聞こえない
それはお互いにとって
寂しいことです
ゆっくり
はっきり
顔を見て
一緒に過ごせる時間を
楽しんでください