風が爽やかな

すごしやすい季節になりました

 

 

 

マスクをしていても

あちこちから

キンモクセイの香りがして

秋なんだなあと感じます

 

 

 

 

最近のなんばでは

鼻水のでているお子さんが

増えてきました

 

 

 

 

この季節になると思いだすのは

私自身が新米ママだったときのこと

 

 

 

今年大学生になった長女は

生後6ヶ月から

保育園に入りました

 

 

 

毎日元気に

保育園へ通っていたのに

 

涼しい風が吹くようになった

この時期から

雲ゆきが怪しくなってきました

 

 

 

 

鼻水がでるようになってきて

風邪薬を飲ませても

なかなか良くならない

 

 

 

長引いているうちに

中耳炎になって熱がでることを

何度かくり返しました

 

 

 

大学病院に勤めていると

こどもの鼻風邪を診察することは

ほとんどなかったので

 

こんなに治りづらいものなんだと

自分が母親になって

初めて実感しました

 

 

 

 

開業してから

お子さんの診察をする機会が増えて

 

私なりに

こどもの鼻風邪を

どう治療するのがベストなのか?を

考えてきました

 

 

 

 

飲み薬、点鼻薬

処置、ネブライザー

 

 

 

治療法はいくつかありますが

鼻風邪治療のキモは

 

やっぱり昔からある

「鼻を吸ってあげること」だなと

感じています

 

 

 

 

そもそも鼻水は

鼻の中に異物やバイ菌が

たまらないように流してくれるもの

 

 

 

それをため込まないで

外に出してあげることが

治りを早めたり

重症化を防げると思います

 

 

 

 

もちろん

飲み薬で治るお子さんも

たくさんいます

 

 

 

ご家庭の事情で

鼻吸いに通うのは

難しい場合もあります

(私はそうでした…)

 

 

 

 

けれどもし

薬を飲んでもなかなか良くならない

中耳炎をくり返している

 

そういうお子さんは

鼻を吸うことを

治療の一つとして入れることで

 

服薬を減らしたり

中耳炎をくり返しにくくなる

 

そんな効果が

期待できると思います