こんにちは
あっという間に春も終わり、
ここ数日は夏のような日差しの日が続いていますね
地震について興味深い記事を見つけたので、お知らせします。
3月11日の三陸沖を震源とする巨大地震は
その規模が地震学者の予想を上回り、
もっと東京の近くで新たな大地震が発生する可能性を示唆する
と米国の研究者らが指摘した。
米カリフォルニア工科大学 のマーク・サイモンズ 教授(地球物理学)
を中心とする科学者らが19日付の米科学誌サイエンスの
オンライン版サイエンスエクスプレス で発表したところでは、
3月11日の大地震以前の段階では、
断層に沿った引張力の蓄積が示唆する地震の規模は、
マグニチュード(M)9よりも小さいとみられていた。
サイモンズ教授らによれば、今回の地震が発生した
日本海溝の巨大衝上断層では、日本が乗るプレートの下に
太平洋プレートが年間約8センチのスピードで沈み込んでいるが、
地震発生時 には太平洋プレートの一部が最大60メートルずれた。
これは昨年2月のチリ大地震の3倍に相当する。
教授らは
「2011年の東日本大震災が想定外の規模だったことを考えると、
同じような巨大地震が日本海溝の巨大衝上断層の他の場所で
発生する可能性も考慮する必要がある。
今回の震源の南側の茨城・福島沖で起きることも考えられる」
と警告した。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aQRLT5qk6qbk
(5月19日 ブルームバーグより引用)
今回の地震のように、研究結果を上回ることも十分にあります。
「自分だけは大丈夫」という安全神話は成り立ちません。
皆さんも自分の身の回りの断層だけでも確認しておきましょう!
「日本 活断層」で検索すると、多くの情報が分かります。
しかし、示されているデータ以上の規模になる可能性がある
ということも忘れないでください!
なまずん事業部 小林