白内障手術 | なまずちゃんのブログ

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おじさんの平凡な日々を徒然なるままに記してます。

田舎暮らしと農業ネタが中心です。

思い起こせば50歳の時、左目の白内障手術をした。

13年過ぎた、今日右目の手術をした。

いずれも、日帰り手術。

手術自体は5分くらいで終了するので、身体的な負担はほとんどない。

手術の2時間くらい前に、クリニックに来るように指示があり、2階の病室(待機室、静養室)に案内された。

そこで5分ごとに3種類の点眼薬を点す、瞳孔を広げる薬、抗生剤、もう1種類は不明。

このクリニックは、市外から手術専門の眼科医が来る。市外の自院で診察後手術に来るので、午後1時過ぎの手術となる。

今日は7名の患者さんが手術をした。

見ず知らずの方々だけど、なまずが一番若いと思った。

手術は、もちろん手術室で行うが、手術室前の廊下に置かれた車いす(廊下が狭いので椅子替わり)で待機する。

なまずは、13年前の経験があるので、手術については心配していないつもりだったが、手術室前の車いすに座って、次は自分の順番かと思うと、手に汗をかいていた。その時、腕時計の心拍数アプリを見ると、心拍数が85とかになっている。安静時のなまずの心拍数は50台なので、かなり緊張していると思った。(もっとメンタル強いと思ったが、ビビりだと再認識)
 

いよいよ自分の順番になった。手術室から、前に手術した患者さんが出ていくと、名前を呼ばれ、手術室に入る。

リクライニング椅子のような手術台座るとリクライニングさせて、顔の消毒、茶色い水のような薬で目の中を消毒、顔にシールを張って、シールのスリット目だけを出す。(見てないから想像)

瞼を器具で引っ張って、瞬き防止、いよいよ手術の始まり

なまずには強い光が見える。手術中はこの光を見続けてとの指示があり、13年前は白い光だった記憶していたが、今日は赤い光の中に白い点が3つ見えた。

まずは角膜の端を切開(多分2mmくらい)しそこから、白く濁った水晶体を機械で吸い取る。先生が説明しながら手術してくれるので、聞いていると

「はい、少し切ります」

「眼圧がかかります。押されるような感じがします」

「今7割を吸い取りました」

「今から残りの3割を吸い取ります」

「これが大切なんです」

「半分終わりました。ここからは折り返しです。」

「レンズを入れます。」

「レンズを固定しています」

「はい終わりました」

顔のシールを取りはずします。

手術は予定通り5分ほどで終了でした。

 

看護師さんから

「後は、病室に戻って食事してください。」

と言われ、「ありがとうございました」とお礼を申し上げ手術室から病室に戻りました。

 

病室で少し遅い昼食(コンビニおにぎり)を食べていると、看護師さんが眼帯をしてくれました。

しかし、眼帯の隙間から見える景色が赤いフィルターを通しているように赤く見える。以前はこんなことはなかった。えっ!大丈夫か・・・・

と心配しましたが、時間経過とともに、赤いフィルターから黄色いフィルターになり、15分位したら普通の色になっていました。

 

術後の回診で先生がいらしたので、「術後周りが、赤く見えたんですがどうしてですか」

と聞いてみると「急に光が入ったからかな。そんなことはすぐに忘れてしまうエピソードだからね。」と言って部屋から出ていかれました。

 

明日の朝、クリニック受診すると眼帯を外してもらえます。

 

これからの課題としては、今までの眼鏡の度が合わなくなってしまうこと。手術した右目の視力が安定するまで1か月くらいはかかるらしい。

明後日から車の運転もOKって言われたけど、眼鏡が合わないから危ないですよね。

 

人工レンズの耐用年数は100年とのこと、なまずの寿命が尽きるのが絶対先にくるので、これからは白内障で悩むことはなくなります。

 

なまずは目だけサイボーグになりました。