柚香光が退団した。

今回は柚香光に対する個人的な印象を書いてみる。


・前提

めちゃくちゃファンというわけではない

作品の観劇はテレビもしくはライブ配信

ちゃんと見たものもあれば、家族が見ているのを流し見したものもある

スカイステージの番組は結構見ている

家族が「耳が妊娠する」と謎の発言をしていて、ちゃんとファンしてるので、家庭で話題になる

東京千秋楽をライブ配信で見た


・個人的な印象

どのタカラジェンヌも同じかもしれないが、本人の考える理想の男役を体現することを目指していたはずだ。

ただ、少しアプローチは特徴的だったような気がした。

何となくだか、以下のような要素を大切にしていたのではないか。

  • ファンにどう見えるか、ファンがどう感じるか、を起点に理想の男役像を考える
  • 全体のレベルを上げることより、注目が集まる大事な場面での表現を重視
  • 相手役を通じてファンに伝える
  • 舞台は同じクオリティを目指すのではなく、その日の感情を重視
  • 自分の単独の動きや表現ではなく、相手役がどう動くか、心を動かせるかを重視
  • 相手役の心を動かすため、舞台以外でも大切にする
  • 相手役の心を動かすため、相手役以外も大切にする(私だけに優しい、ではなくみんなに優しい)
  • 結果的に相手役が本当に好きなる
  • 結果的にファンも本当に見える、本当に好きになる

・実際どのように見えていたか

最初は歌もあまり上手くないし、演技もわざとらしいと感じ、話に入り込むこともできず、あまり評価していなかった。

しかし、いつしか演技や背後の関係性に説得力を感じるようになっていた。

例えば、マジで華優希が柚香光に惚れてたように見えたり🤣

(これは華が凄いのかもしれないが…)

そこから、舞台の印象も変わり、話にも入れるようになり、時には感情移入することも。

(家族が妊娠とかウホウホ言ってたのも影響してるかも🤣)

星風まどかとのコンビも良かった。

最終的には、顧客起点で考えるプロフェッショナルとして、サラリーマンとしても参考になるな…みたいなことも思うように😂

なお、個人的な印象だけでなく、Google Trendsの分析で一番検索されており、熱烈なファンがいそうなのも納得だった。



・最後に

素晴らしいトップスターだったと思う。

今後の活躍も期待したい。


・はいからさんが通るのラストにバリエーションがある(おまけ)

退団ということで、録画したはいからさんが通るをみていたら、気がついた。
ラストのキスに向かう流れが違うことに(舞台あるあるだが…)。
「行こう!僕のハイカラさん!」「ええ!」の後の場面です。

17年 日本青年館・千秋楽(スカイステージ)
→強引に引き止める→微妙なオラつきの表情→一気に引き寄せる→髪を撫でる→回転しながらキス

20年 宝塚(WOWOW)
→優しく引き止める→愛おしそうな表情→空いた片手を出す→華が握り近づく→両手を背中に持っていく→華がもっと近づく→回転→キス

20年 東京(NHK)

→優しく引き止める→笑顔→空いた片手を出す→華が握り近づく→空(虹かな?分かりにくい)を見る→見つめ合う→

両手を背中に持っていく→華がもっと近づく→回転→キス


20年 東京・千秋楽(スカイステージ)

→優しく引き止める→虹を発見→二人で虹を見つつ近づく→空いた片手を出す→華が握る→見つめ合う→

回転しながら両手を背中に持っていく→キス


大きな違いは、東京で追加された虹の演出だろう。

最終的に虹の存在が分かりやすく表現されていた。

ただ、個人的には20年 宝塚(WOWOW)で華がキョドりながら柚香に近づくところがツボだった🤣


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