成田山不動尊にお参りしてきました。5月と9月はお手綱参拝ができるので、5月31日最終日に駆け込みました。
初めてのお参りも9月30日の最終日でした。
最終日を予備日としてひとつ前に参拝を予定するんだけど、何かしら行けなくなる理由ができてしまう。参拝を邪魔する力が働く…ということはあるのでしょうか。結論、お参りできるので試されているだけなのでしょうか。
新しい楼門はほぼ完成していました。
手水舎はセンサーになっていて、近づくと竜の口からお水が溢れてきます。
この日は残念ながら朝から雨模様。
お手綱参拝は、お護摩祈祷のあとにお不動さんとつながるお手綱に触れさせていただいて、直に繋がることができるというありがたいお参りです。
お護摩祈祷の時間は決まっているので、サイトで確認して時間に合わせてお参りするといいですよ。
ご祈祷の時間までに本堂に上がらせていただきます。足がつらい人には椅子を貸してくださるようで、椅子に座って待っている方が何人かいらっしゃいました。
お坊さんの座られる場所は、道具が置いてあるのでわかります。
お坊さんよりもさらに前、お不動さんに近いところに座っている方もいて、強者だわ…!と羨ましく思いました(笑) 私はお坊さんの後ろの、座ってお不動さんのお顔が見える場所をお借りしました。
ろうそくの炎に照らされるお不動さんのお顔を見ていると…。
私はお不動さんが喜んでくださるろうそくの灯し方を知らないな…とふと思い。
そして、
「私は何も知らないしわからないことばかりで、なんて無力なんだろうなぁ…」と思うに至り、ぼろぼろと涙が溢れて流れて止まらなくなりました。
神仏を前に涙が出る…というのは、頭ではなく魂では感じられている、わかっているからなのだそうです。
そのことを思い出し、
まだまだ未熟な私でも魂では感じられるようになってきたのかな。少しずつでも成長できているのかな。ありがたいな。ありがたい…。
そう思うと、憤怒の形相のお不動さんがこの上なくお優しく見えてきて。
お不動さんのすべてを焼き尽くす苛烈さ強さは、一方でおなじだけの優しさも持っていらっしゃるからなのだな。一見、相反する「苛烈さ」と「優しさ」を矛盾することなく持ち合わせた存在が「神仏」なんだな…。
そんなことを思いました。
お護摩祈祷は大迫力です!!
数名のお坊さんが読経され、鳴り響く太鼓の音、屋内なのに本尊の御前で焚かれる炎、もうただただ圧巻です!!
係の人が回ってきて、希望すれば参拝者の私物を預かって炎で浄めてくれます。私もかばんをまるっとお願いしました。ありがとうございます~!!
このご祈祷の後、係の人が案内してくれてお手綱参拝にうつります。お不動さんの向かって右側から1人ずつ順番にお手綱に触れさせてもらえます。自分の番が終わればそのまま本堂を出て終了、ご祈祷から約30分ほどでした。
本堂の裏にダキニ天さん。
文房具屋さんでも写経用紙は売っているけれど、お寺で用意している「本場のもの」との違いを知っておきたいと思いました。
書き上げたものは持ってきてもらっても郵送でもかまわないとのことでした。
写経については、また改めて。