四十九日の法要が終わって、久々に壬生寺のお地蔵様にお参りに来ました。喪中であってもお寺への参拝は大丈夫らしいのですが、ご本尊であるお地蔵様は亡くなった人を成仏させてくれるそうなので、あえて四十九日を待って義母のためにお参りに。




ふと目に入ったポスターで、春期特別公開中だと知る。そういえば、いつぞやはお参りできない(と思っていた)時期で拝観しなかった。

知らずにドンピシャでこの期間に来たのもスゴいな…というわけで、いざ拝観!!
お地蔵様は外からだとあまりよくお顔が見えないのです…(泣)



内部は撮影禁止のため、貼ってあったポスターでイメージしてください(笑)ポスターの上の写真が本堂内だけど、実際は四角い空間です。
30分ごとにスタッフさんが本堂のあれやこれやについて説明してくれます。その後は好きなように見学OK。


初めて間近にみたお地蔵様には感激しました…。
このご本尊は戦後昭和30年代に一度火災で焼失していて、唐招提寺から今のご本尊が来られたそうです。唐招提寺は鑑真さん縁のお寺でお参りしたいと思っていたので、ご縁を感じました。鑑真さんの座像も本堂にあります。




雪舟の筆とされる絵や、長谷川等伯作の屏風図なども所蔵されててびっくりしました。
そんなスゴいものがあるお寺だったとは…!「お節分にお参りにいく…近いから♪︎」くらいの感覚でした、申し訳ごじゃりませぬ~(泣)



本堂の裏にある庭園は撮影OK。
雲ひとつない、暑いくらいの晴れの日で、新緑の美しいこと…。






壬生寺の、通り沿いの壁の向こうにはこんな美しいお庭もあったんだ。
京都の建造物は、ほんとうに間口からではその奥深さがわからない。それは個人宅であってもそうで、町内の昔からお住まいのお宅などは奥に広くて驚かされる。
そんな昔ながらの家屋は、できるだけ残してほしいな…と思います。




壬生狂言を待つみなさん。
日陰のテント下はもういっぱいでした。