10/29の明け方に部分月食がありました。
LINEニュースで知りました。
明け方、満月が確かに欠けていました。左下のところ。
自分の目で見ると月の模様まではっきり見えるくらいとてもきれいなお月様だったのに、写真にはうまく残せなかったな。
ヨシ、月をきれいに撮る方法を研究しよう!
部分月食の月をそうとは知らず見た時に。
「ああ、昨日は満月だったからこれから少しずつ欠けていくんだな、下側が欠け始めてるんだな」
と思った。
それから、なにかが引っ掛かった。
満月は左下から欠けるんだったろうか。
そうじゃなかった気がする。
昨日、真ん丸の満月を見た。
そして今日、確かに左下が欠けている。
それならこのまま、「左下から欠けていく」と考えるのが自然ではあるのだけど。
そこに、小さな違和感の存在。
そしてニュースで知った部分月食。
自分が感じた違和感が正しかったとわかってすっとした。
おそらく、人にはもともとこういった類いの「感性」「能力」は備わっているのだと思う。
それから、天文学とまではいかなくても天体について中学生くらいの理科の知識があれば、「満月は上から欠けていく」とわかるのだから、そもそも第六感的な違和感にたよる必要もないのだけれど。
「何もかもの知識を修めなくても、日々の感覚で違和感や間違いを感じとることはできる」、
「小学生中学生で受ける教育は、実はかなり役に立つ」というおはなしでした。