今日は成人の日。息子ワイ氏も成人式を迎えました。



・・・参加してないけど!!(泣&笑)



京都市は申し込み制だとかで、市から案内のハガキはきてました。ワイ氏は参加してもしなくてもどちらでもよかったみたい。本人の意思にまかせました。




女の子だと、早い時期から振り袖の用意をして、当日のヘアメイクや着付けで朝から大忙しでしょう。

その点、ワイ氏は入社式用にスーツは一式揃えたものがあるし、親が事前にどうこうもない…ということもあって、のほほん、と構えていました。

春までのどこかのタイミングで写真館に記念撮影に行くことは同意してもらってます。



それでも、今朝スーツ姿の男の子グループや、母親に付き添われた振り袖の女の子を見かけて、親としてテキトーすぎたかなと今になって少しの罪悪感(泣)



成人式を迎えて…というよりも、社会人になった春の方が、ワイ氏にとって「人生の節目」だった。…と、思う。



そうして、自分の成人式の時を振り返ってみた。

当時私は大学生だった。



今みたらそこはかとなくバブリー(笑)



運転席にいるのは2年前に亡くなった父。もういないんで、顔出しで(笑)

日付は96年1月15日。阪神大震災のほぼ1年後。
道路に亀裂が走っていたり、工事現場状態なのはそのせいで。

振り袖は妹も使うから、とレンタルではなく購入してくれました。一目みて気に入って今も持っていますが、お直ししてまた着たいと思っています。
着付けなども母親が手配してくれました。今のワイ氏への自身のていたらくを思えばありがたいことです。




ワイ氏への成人のお祝いには「実印」を用意しました。




新京極にある田丸印房さんでお願いしました。

錦天満宮のすぐ近くです。



ちゃんとお店を構えていて、対面で作ってもらえるお店にしようと決めていました。
こちらはかわいい創作もののスタンプが豊富で人気のお店だけど、きちんとした印鑑もオーダーで作ってくださいます。印鑑についてのいろんなことを教えてくださって、その上でひとつひとつ、希望をきいてくれました。すごくいいお買い物ができました。



今にして思えば、実印はもっと早い段階で作ってあげるべきだったと反省しています。
私自身が親に小学生の時に「印鑑」を作ってもらい、その印鑑を使って初めて銀行で口座と通帳を作りました。
早い段階できちんとしたものを用意してもらったおかげで、銀行印も実印もその1本ですべてまかなえています。当時はそれでは物足りなかったかもしれませんが、ペーパーレスが進む今の時代なら、実印ひとつで銀行印もかねて、充分ではないでしょうか。事実、私は事足りているし困ったことはありません。

当時はお酒を飲んでは暴れる酒乱の父親がイヤで仕方なかったけれど、親としてつねに家族のことを考えていてくれていたのは間違いなかったと、大事なことは私以上に押さえていてくれていた…と実感します。こんなに経ってからしか、気づくことができなかったけれど。

成人式には参加していないだろうけれどワイ氏がでかけて留守の間に、そんなふうに物思いにふけったオバハン47歳なのでした(笑)