『預けた荷物が見当たらないんじゃが、どこに置いてくれたんかいなぁ』
披露宴終わり、ゲストをお見送り中
新郎のお祖父様からからのお申し出。。。
よく話を聞いてみると
挙式開始直前、親族一同たくさんの荷物を持ってチャペルへ移動していた所
ご親族担当のアルバイト
ルミちゃんが気を利かせ
『これらのお手荷物をお預かりして、男性更衣室にお運びしておきます❗️』
と、それら荷物をまとめて移動させたと言う
その時預けた他の荷物はあったが、
お祖父様のカバンだけが
見当たらない
『黒い四角い肩掛けカバンで、
中に10万円と通帳とカードも入っとるんじゃが。。。』
お祖父様もかなりお困りのご様子
これはマズイ😱
ルミちゃんは大学4年生、
仕事のできるバイトリーダーの一人です
お客様に良かれと思い、かつ、
式の進行をスムーズに進めようと機転を効かせてとったさすがの行動ではありましたが、
on timeにこだわりすぎたために
一つ基本的なミスを
犯してしまいました
それは
貴重品はないかをお聞き
しなかった事
通常貴重品は、お手元にお持ちいただくか、
コインロッカーにご自身でお預けいただくことになっており、ルミちゃんはそんな事はもちろん分かっていたはずなのですが、
on timeで挙式を進めなければ‼️
という気持ちから、焦って基本を怠った結果、
お祖父様にご迷惑をおかけすることになってしまいました。
結局、みんな総出で探したところ
なんと、新婦様側のご親族が持っていた、
たくさんのお手荷物に紛れていたことが判明。
無事カバンはお祖父様の手元にお返しすることができて、胸を撫で下ろした次第です
二度とこのような事を起こさないために、
①荷物をお預かりする場合は必ず貴重品の有無を確認すること
でも〜
貴重品が入っていなかったとしても、
お手荷物の紛失は避けなければなりませんよね
お客様の立場で考えたとき
『私のあの荷物、どこに持って行かれるのかしら〜?』
と、一抹の不安を与えないためにも
②荷物の移動やお預かりをする際は、置き場所まで同行していただく
もしくは
③ご自身でクロークにお持ちいただく
のが良いと思います。
荷物が多ければもちろん
お手伝いさせていただきます!
親切が仇にならないように
結果on timeが守れなかったとしても、
今回のような間違いは防げますし
何よりお客様にとって
安心感につながると思います。
お客様に良かれと思ってのサービスも
いろんな側面から見ての
最善策を取らないといけませんね
サービスは奥が深いです