(ニャン太)
人生は長いようでもあり、短いようにも思える。きた道を振り返ることは、ちょっとお茶するようなもので、大した意味はないが、道端に咲く小さな花を無視できず、ふっと足を止めてみるように、何かしら元気が出る。
苦しみや悲しみも、誰もが通り抜けた当然の道であって、その難儀を通ったことこそが私を育てた勲章であるとさえ思う。振り返れば、今の充実した日々は、きた道の悔いのないことの証である。
未来への道は、無垢のまま延びて、永遠へと向かう。どんな未来にするか我ながら楽しんで前進しよう。
(あっという間に桜咲く)