「小倉百人一首」 27
」「小倉百人一首」第27番は「中納言兼輔」(ちゅうなごんかねすけ) の歌です。 みかの原 わきて流るるいずみ川 いず見きとてか 恋しかるらむ(みかのはら わきてながるるいずみがわ いずみきとてかこいしかるらむ)みかの原を分けて,湧き出している泉川ではないけれど、いつあのひとに逢ったといってこんなに恋しいのであろうか(私は一度もあの人に逢ったことがないのに。藤原兼輔(877〜933)は,紀貫之とも親交があり,当時の歌壇の中心人物であったと言われています.勅撰集には55首入集.また三十六歌仙の一人でもあります。清純な恋心を詠んだ技巧優れた歌ですが,なぜか記憶の薄い歌で,柿本人麻,小野小町、と言ったような馴染みはないのは何故でしょう。,n