(平成29年10月15日(日))

 さて、花のいえをチェックアウトして、嵐山の観光へ!
 大人10人と幼児から小学生までの子供4人の団体だ。うち、大人6人と子供は4人とも東京在住だ。そこで、おのぼりさんの典型的な嵐山観光ツアーをすることになった。

○ トロッコ列車
 まずは、トロッコ列車に乗るためにトロッコ嵯峨駅に向かう(花のいえから徒歩8分程)。
 駅前には機関車が置いてあって、子供が喜んでました。

 さて、当日券を求めるお客さんもいるが、列車は1時間に1本しかない上、大半は予約客が占めている。希望する列車に乗れればいいが…。
 我が家の場合は、姉が、3日前に、朝6時に自宅近くの駅に並んで、10時発というナイスな列車の切符(指定席)を手に入れてくれた。おかげで全員が一緒に固まって座ることが出来ました。
 お姉ちゃん、朝からお疲れさんでした。感謝です <(_ _)>。 因みに、運賃は620円。


 右がJR山陰線の嵯峨嵐山駅。左の茶色の建物がトロッコ嵯峨駅。↓

 駅にある機関車。子供が喜びます。↓

 当日券を買い求めるお客さん。乗れたらいいですね…。↓


 ホームは狭い。↓

 列車が入ってきました。↓

 

 約30分の旅は、遊園地のアトラクションみたいなもの。
 車窓から見る風景も素晴らしいし、車掌さんが要所要所で解説してくれるし、見所では、運転手さんがスピードを落としてくれるし、それに、鬼さんも出てきてくれる。
 トロッコ列車はお薦めです(^^)


 写真がぶれててごめんなさい。↓




○ 保津川下り
 さて、終点のトロッコ亀岡駅に着いたら、バスで保津川下りの乗り場まで行く(310円)。15分くらいかかる。
 バスの乗り場は、駅の階段を降りて10~20メートルほど歩いて、線路下のトンネルをくぐったところにある。
 駅を出たところにあるのは、馬車とタクシーの乗り場。お間違いなく。

 さて保津川下りの乗船場に着いたら、切符の購入(大人4100円。4歳以上2700円)。
 順番がくるまで20分ほど待って、船に乗り込んだ。



 
 幸いにも、我が団体14人は、前の3列に案内された。
 船頭さんは3人。前に2人、後ろに1人。
 前の2人のうち、1人はオールを持って、流れが緩やかなときに漕ぐ人。もう一人は棹竹を持って、船の進行方向を定めて岩と岩の間をうまく進めたり、流れが緩やかなときには、川底に棹竹を突いて船を前方に進めたりする。 
 オールを持って漕ぐ役は大変なので、3人が交代しながら、約90分の船旅を進める。オールで漕ぐ人だけは、一人汗をかいておられる。本当に大変なのだろう。お疲れさまです。

 
 オールを持って漕ぐ人が、お客さんに説明したり、お客さんとの会話を担当する。
 景色も重要だが、この会話がもっと重要である。船頭さんとお客さんの会話が弾んでこそ、
船旅は楽しくなるのだ。

 我が団体の14人は、基本的にノリがよい。
 船頭さんの話にきちんと合わせる。ツッコミに対して適切なボケをするし、船頭さんのボケにきちんと突っ込む。
 子供たちも、ちょっと流れが早くなると、声を揃えて「キャー!」と叫んで、船頭さんを喜ばせる。
 船頭さんも楽しんでくれて、より面白い話をしてくれるし、普段はしないというパフォーマンスもしてくれる。もちろん、我々は適切な(?)ボケないしツッコミを行う。
 そして、ますます船は和やかなムードになる(4列目にいた中国人たちを除く。)。
 こうして、90分の楽しい船旅は終わりを迎えた。
 



 トロッコ列車が見えると、列車に向かって、みんなで手を振る。列車の乗客もこちらに向かって手を振ってくれる。


 保津川下りも遊園地のアトラクションみたいなもの。
 大いに楽しめます。
 船頭さんが言うには、保津川下りは、四季を問わす楽しめるとのこと。雪、桜、新緑、青葉、紅葉と、違った景色を見せてくれるに違いない。とりわけ紅葉の季節は尚更のことと思う。そうそう、紅葉の時期は保津川はライトアップされるらしいが、最終の船に乗るとちょうどライトアップが見えるらしい。ぜひ、トライしてみてください。
 そんなこんなで、保津川下りもお薦めだ。

 さて、次はお昼ごはんだが、ブログにアップできる写真に限りがあるので、このあとの様子は、「卒寿記念旅行④」へ。