諏訪大社上社下社の区分で二つ、さらに上下の社の中で二つに分かれ、合計で4つの神社の集合体となっています


上社 前宮

最初に諏訪湖南側に位置する、JR中央線の茅野駅から20分歩いて前宮へ向かいました

鳥居をくぐるとすぐ右側が社務所なので、御朱印帳を預けて、そのまま参拝に行き帰りに受け取ることができます

とはいうものの、結構長い坂を登ったところに本殿があり、その裏側の鎌倉道を通って本宮に行く場合は、先に御朱印を受け取ってから参拝しないと何回も行ったり来たりすることになります

【上社 前宮】


上社 本宮

前宮から本宮は徒歩20分ぐらいです

鎌倉道か県道16号から東参道を歩いて二之鳥居から入ります

参拝や拝観を一通り終えて一之鳥居付近まで降りたところで最後に社務所で御朱印をいただきます

バスや車の場合は一之鳥居がある北参道に駐車場があるので周る順番は逆になりますね



本宮から茅野駅までは歩くと40分ぐらいかかりそうなので、諦めてタクシーにのります


一之鳥居を出たところにタクシー乗り場があります


タクシー会社の電話番号もかいてありますので、そこから電話します



下社 春宮

タクシーは30分ほどのって約6,000円です


春宮の方が秋宮よりも遠いのでタクシー代はかさみますが、帰りのルートを考えると一気に春宮まで行ってしまった方が楽です


鳥居をくぐってすぐ右側が社務所になりますね


【上社 春宮】


下社 秋宮

春宮からもは旧中山道を歩いて15分ぐらいです


一番歩きやすい道でした


秋宮の社務所は寝入りの杉のあたりの右側の道を少し奥にはいって橋を渡ったところにあります


【上社 秋宮】


引換券

御朱印帳を預けると、箱根マラソンの襷の様なきれいな引換券を渡されます

とはいえ平日なので、ほとんど待たずに書いてもらえます


【受取証】


四社参拝御朱印の謎

諏訪大社の御朱印はよく見ると、直書きされている字の内容は全く同じですネガティブ

違いは御朱印の右下の同じ位置に各神社の名前が書かれた扇形の印押されていることです


何故扇形なのでしょうか?





試しに各御朱印に押された4つの扇形を組み合わせると、なんと一つの円になりました

そのうち4つある大きいサイズの漢字を集めると諏•訪•●•社となります

の部分は普通に考えればという字になるはずですが…緑の印の奇妙な文字が解読できませんでした

ぼーと眺めていたら思いつきました!

Eとヨの部分を真ん中で合わせて、くねった縦線をまっすぐに直せば「申」の字になります

つまり「神」諏訪大社ではなく、諏•訪••社となるんですね

※※※※※※※※※※※※

もう一点、気づいたことがあります

この円グラフの枠のどこにどの神社を配置するかを、どうやって決めたのかが気になっていたのですが4社の位置関係を示していることに思い至りました

前宮、本宮上社ですので、上方に配置されているのは当然でしょう

然しながら、位置を示すのであれば現代の地図では上社は南側なので下に位置しなければなりません

そこで、この円を逆さまにして地図と重ね合わせてみると前宮と秋宮が右側(西)、本宮と春宮が左側(東)となり実際の地図と御朱印の円グラフが同じ位置に配置されていることがわかります


【四社参拝記念品】

四社全て参拝して御朱印をいただくと、なんと!

「特製きんちゃく袋」がもらえます

良く見ないとわかりませんが、 梶の葉が風に舞っています

畏れ多くて使えませんね

【梶の葉】

こちらが、きんちゃく袋のデザインになっている梶の葉です