私のなまえ香 二百五十六 立春ことば

立春（りっしゅん）

陰暦２月４日頃

節分の翌日「立春」はじまり

二十四節気のひとつ

立春大吉ともいいます

年の始まりとするところもあります

春の気 立つを以って 也（暦便覧）

この日から、春ですよ～

（２月６日でもあり、正月節でもあります）
 

１月元旦からはじまり
本格的な春までは、新年祝ごとや春を迎える期間のようです。

しばし寒さもありますけども

いかがお過ごしですか

 

地域によって、行事もありますため
遅い速いありますが、春の合図のとき


３日節分の疫病退散
京都では２月に入ると、お朔日は小豆の御飯
お年越しは祝菜の味噌汁、のり鉄砲など。

それぞれ家によって違うかとは思います


お年越し、初午が過ぎ、

古都奈良のお水取りが過ぎると
すっかり春

立　春

俳句では、春の季語となっていて
その他に「春立つ」「春来る」

「立春大吉」もあります。


それぞれの言葉に

音やリズムの流れがあって

それは
繊細な情景や場面をより美しく、

読み手が想像しやすいように
言葉選びをしていく・・

楽しさです。
 

立春（りっしゅん）
ことばの響きからも捉えてみました。

軽やかに躍動進歩する表情は短期的なリズムを捉えています。
個性と洗練した表情も持っていて激しくも現代的。

この期間ならではの行事たる流れ、誰もが親しみのある根付いた表情も捉えています。
優雅で高尚な表情は無し。気持ちいいほどの瞬発的な響きはさっぱりとした清々しさであります。
美しい合理性といわんばかりの流れある表情。清らかな流れの水面下にスピード感溢れる動きと緊張感
春へと移行する音も捉えていて夏への配慮も音色があるようです。
清く透明な雪解け水のように本来のものが開放される本当の春の音。
新たな時代がはじまるような新鮮な響き、新奇なリズムももっています。
 

複数の人を表現することばに「大衆」という語があります。

大衆とはどんなものを指したことばかも明らかでないとりとめのない言葉ですが

その「大衆」がもっている平均的な感覚は、分析（本来は数字があります）からも明らかに出るものであります。

それはきわめて客観的で賢明堅実なものであることがわかると学びました。

亡恩人が理論体系にした立論はイメージの良否を判断する基軸に

大衆の平均的感性を選んだ理由があるとよく言っていました。

こういった分析体系のため大手企業はじめとする分析依頼が多いことも物語っています。

（文章抜粋掲載）

氷が解け
風向きは春の方向

本年の恵方でしょうか。

梅も匂い放つ準備
冬の摂理の底で生命が動き始める、これが春の音
花草葉木も春だけでなくて、その先の夏も見据えて、

まずは春色にしてくださいます

 冬の空気は乾き気味澄みきって冷たさは底値のよう。
そのため微細な匂いが遠方から伝わりやすい。

それはいい香りでもあったり、香りでない複雑な匂いも連れてきます。


香を創ったり、言葉詠んだりしていると、より日々の様々な匂いも反応し伝わりやすいもの。
冬の景色に打って響かせる薫り、香しさ、匂い、冬は特に「鋭い」が含まれます。

ただ、必ず「あたたかみ」の優しい余韻の香りがあります

移ろふの和らぎでしょうか




ですが、大気汚染はもちろん、空気中に様々な物質が飛沫する現代
これからも益々増大することとなりましょう。

そして五感も日常に土や草木、花、海、水・・自然に触れる機会が少ないとなると

益々日々退化していくといわれています

五感の中でも、特に鈍感といわれている嗅覚
年齢と共に感覚も鈍くなっていくともいわれ、今や年齢問わずとなってきているようです。

今の時期は高齢の方たちにとっては火の匂いそして煙の匂い、焦げた匂い・・
ちょっとしたものが解らないと耳にします。




話はそれますが、なまえ香のポップアップイベントに聴覚が弱い方が遊びにきてくれたことがあります。

その他にネットから声も出すことができない障がい者です、と、オーダーくださる方もいらっしゃいました。
楽しそうにお話もしてくれて、いろんな香りも楽しんでもらったり

ひらがなで一生懸命打ってくださったであろうメッセージ

繊細な鋭い感性の方たちのあたたかさに自信になる会話と感想をもらい今も励みにしています。





香りの奥ゆきを知る、見る、聞くは、机上では難しい。

最近の街中では、季節の香りや匂いの流れも感じとることも難しく感じます。
 

時代変わらずも、その地その時間で実際に感じて学びと知るがみえてきます
そして、それぞれの感性で押しつけるものでもなく、感じ寄り添えばいいもの。

 

なまえ香は、主張するための香りでなく
それぞれにその時々に感じてくださいませ

「いい香りそう思ったら　それはあなた自身が素敵ということ

素敵なことを呼び起こしたり
軽やかになってもらえたり

辛いことも清々しく切り替えになれたり
オーダーメイドならではの、あなたの香は、ご自身の感じたままで。

無になれるように、過去にさかのぼった香り、

懐かしい香しさ

未来は、ワクワクする明日の積み重ね

あなただけの香り

・何度も仕立てさせてもらえたり

・新しくなまえ香を見つけてオーダーくださる

・知っていただいてオーダーいただける

・長くご愛香くださって親しくしてくださったり

　有難ございます

徳川の香オリジナル春版も販売始まります。

春色も創らせてもらいました

徳川美術館（愛知県名古屋市）

とくがわの香

徳川美術館オリジナルの香

交通・料金・開館時間 | ご利用について | 名古屋・徳川美術館

なまえ香あなたの名前で香を創るオーダーメイド

※二十四節気は、1年365日を15日ずつに区切ったものでその区分点を節気。
※ちなみに七十二候は中国古代の天文学で黄河流域地方の気候を表現している
といわれています。

なまえ香 ～あなたの名前の響きから香りを創ります～

２月おためし香『福寿草」の香（フクジュソウ）