※追記 「配偶者控除の廃止」は見送られたそうです。2016.10.6http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS06H1Q_W6A001C1MM0000/
しかし、2016.10から一部のパート主婦の扶養が外され社会保険料を自ら払うことで負担増になりました。http://ameblo.jp/namaehakingyo/entry-12205421685.html
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早ければ2017年から「配偶者控除が廃止」って言い換えれば増税じゃないですか!(まだ詳細は決まってはいませんが)。単純に取れるところから取るっていうだけのことでしょう。 今まで配偶者控除を受けていた家庭は家計が苦しくなるだけです。
乱みじん切り(笑)の野菜と美味しい豆腐。...夫が出張でいないとどうしてもシンプルになっちゃいます。
配偶者控除が廃止されると5万~20万円の増税に!?→http://allabout.co.jp/gm/gc/19341/
以下転載~
『新しい控除は「夫婦控除」?
新しい控除は色々と検討されているようですが、最も有力とされているのが、夫婦でひとつの控除を新たに設けるというもの。妻の年収に関係なく、子育て世帯 を中心に夫婦に控除を設けるというものです。女性の働く意欲を高め、税制の不公平もなくすという案です。今後どのようになるのか注目ですね。
新しい控除がどのようになるのかは不明ですが、今の配偶者控除がなくなればどれくらい増税になるのでしょうか?
配偶者控除がなくなると、約5万~20万円の増税に
配偶者控除がなくなったら、どれくらいの増税になるのでしょうか? 配偶者控除額は所得税38万円、住民税33万円です。実際の増税額は、これらの控除額に税率をかけたものになります。
所得税の税率は所得に応じて変わります。税率は5%から45%(平成27年以降。平成26年までは5%から40%)。住民税は一律、税率10%です。配偶 者控除がなくなると、増税される所得税は所得によって変わりますが、1万9000円(38万円×5%)から17万1000円(38万円×45%)となりま す。
住民税は一律10%ですから、3万3000円(33万円×10%)の増税となります。配偶者控除が廃止されると、所得税と住民税あわせて5万2000円から20万4000円の増税となるわけですね。
いかがですか? 配偶者控除がなくなるとかなりの増税額になると思いませんか? 税金の制度をよく知った上で、今後の動きを注意深く見守っていきたいですね。 』
~転載以上
私が思うのは、「配偶者控除廃止」はパートタイマー主婦、専業主婦いじめの増税じゃないかってことです。
増税される主婦→
家事に専念した専業主婦
仕事ではないが社会活動をしている専業主婦
家庭の事情(子育て介護など)で働けない専業主婦
家庭の事情で短時間しか働けないパート主婦
非正規雇用のため仕事も所得も少ない貧困主婦
103万円の壁を越えないように働く時間を抑えていたパート主婦(今後働く時間をそのままにしようが増やそうが、どっちにしろ今までの控除はなくなるので増税)
増税されない主婦→
フルタイム勤務や高収入の主婦(もともと控除されていないからね)
増税ですよね!しかも約5万~20万円の負担増!
今までは専業主婦やパートタイマー主婦の家庭に対して夫の税金の配偶者控除(男女の逆もあり)がありました。それをなくして夫婦控除を設けることで「税の不公平をなくす」といっていますが、公平ではないです。弱い者いじめです。
103万円の壁や130万円の壁は確かに不自然です。ならば壁を段階的カーブにすればいい話です。壁をなくすことで「女性を働く意欲を高める為」といっていますが、聞こえのいいことをいった増税の口実でしょう。 (ちなみに私は給与所得じゃないので103万の壁は関係ないし今まで配偶者控除は受けたのは一回しかないけど(´□`。))追記「130万円の壁」の記事はこちら→★
それに「夫婦控除」が微々たる額のものだったとしら、子育て世代や介護世代に配慮があったとしても、結局増税の目くらましでしょう。
つまり政府は 「これからは専業主婦やパート主婦の家庭からも税金はしっかり搾り取ります!それで生活が苦しくなったのなら、何とかして時間をやりくりし無理をしてでも長時間働きなさい!そのほうが税収もさらに増えるし。」 といっていると私は思います。それに...
急に長時間働けるわけないでしょ!そもそも長時間働けないから皆さんパートタイマーやっているんじゃない。。結局、主婦の皆さん「あれ~旦那の年末調整がまた減ったわ。困るわ~。」 はい増税でしたで終わりでしょうね。保育園も介護施設も作らないで働けとはなんだ!
私はフェミニスト系だから女性が活躍することは賛成だし、正社員削減のためにパートタイマーが利用されるのは反対です。でも現実は子育てや介護や雑務の負担が女性にかかってしまっているのです。(←先ずこの問題を解決することが先決でしょう) 家庭の問題ではなく社会の問題です。
主婦(夫)は家事を受け持つことによって夫(妻)と家庭を共同運営しているのだから、妻は夫に養ってもらっているのではありません。家事労働が現金での収入でないことへの配慮です。配偶者控除に引け目を感じるものなど何も無いでしょう。
また違った見方をすれば主婦業も社会活動のひとつですし、主婦だから出来る社会活動(ボランティアなど)もあります。フェミニストでもこれは否定しないし、専業主婦だって選択できる一つの生き方だと思います。
「配偶者控除の廃止」は税の公平ではありません。立場の弱い人から取る増税です。実社会自体が男女負担平等になっていないのだから公平ではありません。つまり女性に一生長時間勤務で働けっていうなら、家庭を持っても家事は夫と完全二分、そして子育てや介護をちゃんとできる社会保障に、国会議員も会社役員も男女同数があたりまえの世の中、女性だけにかかる負担も家族への無理もないというような社会が実現してからにしてくださいね。
格差社会、軍事国家を推進する安倍政権へ
以前夫が作ってくれたベジラーメン。ニャンコが海苔をねらっていました。ああ凝った料理が食べたい。夫がいないと毎日が男めしだ。 ははは。