※追記、「配偶者控除の廃止」の方は見送られたようです。2016.10.6http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS06H1Q_W6A001C1MM0000/

しかし年収106万以上のパート主婦を「夫の扶養から外す」はこの10月から施行されています。

 

 

 

主婦でフィットネスインストラクターのSulittoです。夫も私も自営業だから直接関係ないのですが、政府から発表がありましたね。「配偶者控除が廃止される」だけでなく、今度は「一部のパート主婦が夫の扶養を外される」という。こんなことがいつの間にか決められていたんですね。これって専業主婦とパート主婦いじめです!

 

 

《103万円の壁→配偶者控除廃止》

来年1月から、この件は過去記事を読んで下さい。

「配偶者控除の廃止」の予定→増税!

配偶者控除が無くなります。専業主婦とパート主婦いじめです。配偶者控除をしてもらえる境目であった妻の年収103万円以下の壁は無くなります。 年間5~20万の増税 !

 

 

 

《130万円の壁→106万円の壁へ》

何も知らされず10月1日から突然、施行されました。

「年収106万円以上の妻は夫の扶養を外す」が決定→負担増!

パート主婦いじめです。年収106万以上のパート主婦は夫の扶養から外され、社会保険料を自分で払わなくてはなりません。扶養から外される境目であった年収130万円以下の壁が106万円に引き下げられ、約14万円の負担増 !

 

 

 

この件のニュースの動画→http://video.fc2.com/content/20160930DFTrxHJT

 

今までは妻の年収が130万以内なら夫の扶養に入っていました。

 

 

 

 

今度は↓↓↓↓↓

 

 

 

妻の年収が106万円以上ならば夫の扶養を外され、社会保険料(健康保険、厚生年金)を自分で払わなくてはいけません。

 

 

 

 

年間約14万円の負担増!

 

 

 

 

専業主婦は配偶者控除が無くなり、増税!

◎パート主婦は配偶者控除が無くなり増税!プラス社会保険料の負担増!

 

 

 

全ての働いている主婦が当てはまるわけではありません。(ちなみに私も夫も給与所得ではないので控除とか最初からあまり無いです)

 

 

 

もうこれからは、専業主婦、パート主婦からもバッチリ税を吸い上げます。社会保険料も別途払え。いやならもっと働けってことですか?はぁ?働けるわけないじゃない。そもそも働きたくても働けない(育児や介護、健康などの事情)から専業主婦やパート主婦やっているんでしょ。

 

 

 

政府は「女性を働く意欲を高める為」といっていますが、聞こえのいいことをいっても旦那の給料がちっとも上がらないから、取れるところから取ろうということ。だから奥さんがもっと稼げ!税金もっと払え!ですね。

 

 

先ずもっと旦那が稼げる環境、女性が負担無く働ける環境作りをやってから負担アップはして下さいね。全く逆効果です。

 

 

こうなるに決まっています。↓

 

 

(経済ジャーナリストの荻原博子氏も述べています)

 

 

私の知人も早速言っていましたよ。「収入を106万円以下に抑えなきゃ」って。政府は浅はかな負担増は逆効果だって何故分からないの?国民に税金や負担を増やしといてもっと働けって何を目指しているの?

 

 

 

こんなのおかしいよ。『働く環境が整っていないから働けない女性に対して「女性を働く意欲を高める為」という理由で増税を課す→生活が苦しいから仕方がなく時間をやりくりして、安い時給で我慢して長時間働く→すると収入がアップして個人消費も伸びる。だから税収もさらにアップ。』えーー、そうなりますか?ありえないでしょう?

 

 

 

まず環境が整っていないから長時間なんて働けない。仮に働けたとしても時給が低いことと増税苦から生活費と貯金にまわる。長時間勤務と家事に追われ疲れきって消費意欲は落ちる。

 

 

実際のところ、長時間なんて働けないので配偶者控除が無くなった分、消費を抑えるしかありません。また社会保険料を支払わなくても済むように106万円以下になるように働く時間を抑える人が多いでしょう。また会社側も負担したくないから抑えるように勧めるのではないですか。

 

 

 

そこそこ税収をアップして個人消費を伸ばしたいのであれば、働きやすい環境と賃金を上げることです。そして将来への不安がなくなり消費にまわる時間とお金の余裕があることが一番です。言うまでもない当たり前のことです。

 

 

 安倍政権は大企業の優遇措置とか外交で自分の宣伝費とか軍事費とか、税金の無駄使いばかり普通にやっています。庶民の気持ちなんてわからないのでしょう。

 

次回に続く→