TODAY'S
 
福祉の世界は犯罪と隣り合わせ

 

こんにちは!生チョコぽん酢です。

先日、本当に気の毒な事がありまして。。

我々のようなサービスには、障害児の学校からたまーにご依頼が来るのですね。

あのような学校は毎日自宅から送迎をしているわけですが、

悪天候時や、送迎設備に何かトラブルがある時に限り、ヘルプの連絡が来ます。

数年に1回くらいはあるのですが、今回もそうした事案でした。

一体何があったのか聞いてみたところ

車にいたずらされてしまって

とのことで、人為的な問題のようです。

詳しく聞いてみるとかなり悪質で、送迎車を棒のようなもので破壊されてしまったらしいのですよ。

一体何の恨みがあって・・・って感じですよね。

だって、全く縁もゆかりもない人がわざわざ壊しに来ないじゃないですか。

私の経験上、こういうのって内部の犯行が多いのです。

数年前にも元職員が障害者施設に乗り込み入所者19人を殺傷した事件がありました。
あれは衝撃的でしたよね・・・。

本当に頭のネジが外れている人って、何をするか分からないから怖いのですが、

実はそういうヤバイ人も紛れ込みやすいのがこういう福祉の業界だったりもします。

受け皿が広いと言いますか、望めば誰でも入れるから、志が高い人と、こういう一部のアタオカな人が混在して運営しているのがこの業界の実態なのです。

当時私が経営していた事業所でも、この事件に感化されたのか知りませんが、

事件のすぐ後に施設内の入浴設備が破壊されて使用不能になっていた、なんて事がありました。

犯人だってある程度特定できるわけですが、そういう問題ではないようです。

今回の障害児の学校もそうですが、恐らく全国的に見たら毎日のように同じような出来事が起こっているのでしょうね。

今回は悪意が物に向いたからまだ良かったのですが、人に向けられたらどうなるのかと思うと、ゾッとします。

このような事が起こる度、お子さんを預けている親御さん方の気持ちを考えると胸が痛くなるのでした。

この業界は内だけではなく外のアタオカからも絡まれやすく、行政からの扱いも悪く、
 
社会の最底辺に位置付けられている仕事だということを感じる瞬間がしばしばあります。
 
でも現場の皆さんは毎日生き生きと頑張っていて偉いです。

 

 

おわり