TODAY'S
 
今回の震災で改めて思った事(報道と現実の誤差)

 

こんにちは!生チョコぽん酢です。

震災からもうすぐで丸4日です。

未だに行方不明者は180人近くもいるので、吉報を心待ちにしながら過ごしています。

震災時はインターネットでテレビ局のライブニュースもチェックしていたのですが、
 
随時映し出されていた固定カメラの海の映像では、津波が起こった様子は見受けられなかったから、

内心では「津波が来なくて良かったぁ」と一時は安堵してしまったのですが、

実際には100ヘクタールほどの広大な地域で津波が起こっていたようで、

SNS上にリアルタイムであがってくる生々しい映像を見て、改めて被害の大きさを実感しました。

やはりもう、時代はテレビではないですね。

ニュースキャスターやアナウンサーが、どのテレビ局も必死になって人の命を救おうと頑張っていたことはしっかりと伝わったし、元旦から駆り出されて大変だなと思う一方で、

本当に怖い思いをしている人相手に、安全なところから高圧的な姿勢での報道は、ちょっと違うかなと思う自分もいます。

あ、これらは全部私の主観ですからね、それぞれ受け止め方が違うのは分かっていますよ。

ちなみにこれに関して、とても共感できるコメントを頂きましたので紹介します。

どれだけの体験をしているか、想像力もない、某〇〇〇のアナウンサーで本当に驚きました。
経験しなければわかりません。
東日本の時、地元のFM放送局では
柔らかい音楽をずっと流しながら、必要な時、必要な情報を知らせてくれていました。
思い出します😢

これ以外にも、実際に被災された方からのメッセージもいくつか読ませてもらっているのですが、皆さん同じようなことを言っています。

表の評価とはまるで違う声ですよね。

少なくとも私の立場から言えるのは、実際に怖い思いをしている人にも、色々な心境があると思うのですよ。

例えば90代の高齢者とその家族が行方不明になっているという記事を読みまして。

仮に高齢者が体が不自由だったらどうか。

普段病院に行くのでさえ我々のような搬送事業者を利用して移動する人が、いざ災害の時に逃げられるか?

無理なのですよ。

だから本人は諦めてしまうのが目に浮かびます。

でもそんな本人を置いて、家族は逃げる決断ができるのか。

心優しい家族だと「おばあちゃん(おじいちゃん)を置いて行けない」となる光景が目に浮かんでしまいます。
 
また、既に怪我などで身動きが取れない状態だったらどうか。

このように考えてしまうと、ニュースキャスターやアナウンサーのあの姿勢・・・私だったら被災現場で見ていたら辛いかもしれません。

結局あれだけテレビの中から声を張っても、既に死者は84人、行方不明者が179人。

これは東日本大震災の時もそうだと思うのですが、逃げろ逃げろと言われても、どうしようもない人も居るんじゃないのかなって。

そりゃ一部で逃げられるのに判断を誤って命を落としてしまった人もいると思いますよ。

でもそれはそれで、本人の命なわけで、本人の選択です。

周りはやるべきことをやったのなら、もう仕方がないことなのです。

だから何が言いたいのかって。

こういう事態ってコロナワクチンと同じで、ビフォーアフターが見比べられないのですよ。

今表ではこうしたキャスター達の姿勢に「被害を最小限にしてくれた!」とか「大勢の命を救ってくれた!」みたいな称賛の嵐とされていますが、

仮に一切ニュースで報道せずに、自治体や消防の職員達の働きかけだけで行った場合、

一体どれだけ被害に差がでたのだろうかと。

私から見ると表の称賛の声は自画自賛といいますか、どちらでも大差なかったのではないかと思えてしまう自分がいます。

まぁ私は元々テレビが嫌いな人間で、東日本大震災以降はテレビ自体を捨てた人間だからだと思うのですけどね。

とにかく、久々に災害を目にして思ったのは、
 
やっぱテレビは要らないね
 
でした。。
 
SNSと地元ラジオと自治体の放送があれば十分かなって・・・。
 
テレビは災害時には必要不可欠」みたいな論調も聞いたことがありますが、もしかしたら一昔前の話かもしれません。
 


おわり