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スーパーフードの玄米を食べよう!(土鍋で玄米を美味しく炊く方法)

 

こんにちは!生チョコぽん酢です。

実は最近・・・玄米にハマってますw

私は以前投稿した玄米の記事で「玄米の味が苦手」と書いたことがありましたが、今日は私がどういう経緯で玄米のおいしさに気付いたのか?をシェアしたいと思います!

秘密は調理法にありました。

私はある日、ふと土鍋でご飯を炊きたくなったのですね。

なので土鍋を購入し、お気に入りの胚芽米を炊いてみたところ、驚くほどおいしく仕上がりました。

甘味も際立ち、おこげも美味しくて、まさに別次元の食べ物だなと。

驚きが大きかったので、1つの興味が湧きました。

土鍋で玄米を炊いたら、美味しくなるのかな?」と。

ものは試しです。

さっそく玄米を炊いてみたところ、調理に失敗しました;

水分量や加熱時間が白米とは別物だったようで、全部おこげのように固く保存食みたいな炊き上がりになってしまいまして。

でも捨てるのは勿体ないから、水を加えてラップして電子レンジでチンしたら、何とか食べられるくらいの硬さになりました。
 
そして勇気を振り絞ってパクッ「あれ?美味しいw
 
噛めば噛むほど味が湧いてきます。
 
失敗作でも美味しいのだから、成功したらどれほど美味しいのか更に興味が湧きまして、

そこからは色々研究と試行錯誤をして、玄米を上手に炊けるようになったのでした。

それで私なりの結論を申し上げますと、玄米は土鍋で炊かないと本来の美味しさを引き出せません。

私は今まで炊飯器で玄米を調理していたから、玄米=マズイ、となってしまっていたようです。

マジデ人生半分損していました。

土鍋で炊き上げた玄米は、プチプチとした独特の食感と香ばしい匂い、噛めば噛むほど甘味やうま味が染み出し、絶品です。
 
私の中ではお米って、味の濃い食べ物と一緒に掻っ込むものだったのですが、

お米本来のうま味に気付いてからは、お米だけでもパクパクと食べられるようになりまして、

更に味の濃い食べ物を食べてしまうと、逆にお米の味が感じられなくなって不快に感じるようになった為、

自然と食事全体が薄味(塩分量が減った)になりました。
 
また、炊飯器にはPFASの加工がされていますから、土鍋なら美味しいし安心だし一石二鳥。

良い事しかありません。

ネガ情報だと、玄米は消化に悪いと言われていますが、私が日本人だからかもしれませんが、実際はそんなことを感じません。

逆に便通は以前よりもずっと良くなったし、何で今までこんな美味しい食べ物が嫌いだったのだろうかと、後悔の感情すら覚えています。

せっかくなので皆さんにもこの美味しい美味しい玄米を食べて欲しいので、私が試行錯誤した炊き方を画像付きで紹介しますね!
 

 

  玄米の美味しい炊き方(土鍋)


玄米1合
水250cc
塩少々

1)洗う
まずボールに玄米を入れて水で洗います。

この時点からお米は水を吸うので、天然水もしくは浄水をお使いください。

(この記事で出てくる水は以降も天然水もしくは浄水を差します)

玄米は研ぐ必要はないのですが、一応汚れを落としておいた方が良いと思うので、軽く研ぐような要領で洗いましょう。


2)浸水
洗ったら水を切り、再び水を入れます。

適量になりますが、全体的に浸るくらい。

その後は寝かせます。

最低でも10時間くらいは寝かせたい(理想は24時間)ので、私は次のようなサイクルにしています。
 
1日目)夕飯の支度時に浸水
 
2日目)夕飯時に炊く(翌日の朝食分も)&1日目の工程
 
3日目)前日に炊いた残りを朝食に
 
尚、水は雑菌が繁殖するので冷蔵庫で寝かせるようにしてください。


3)土鍋の登場
いよいよ調理です。

寝かせてある玄米の水を、"しっかり"切りましょう。

恐らくこの工程が凄く大事で、これをすることで私が嫌いだった玄米独特の臭み(エグみ?青臭さ?)が抜けます。

そしてよく水を切った玄米を土鍋に入れて、水を250cc入れます。

あとは塩を少々加えるとGood。

水の量は色々試しましたが、1合あたり250ccがベストです。

白米よりもだいぶ多いですよねー。

尚、なぜ手間が省けるのに土鍋で浸水させないのかというと、長時間浸水させると土鍋にもいくらか水を吸わせてしまうらしく、火をかけた時に破損の原因になるらしいからです。
 

4)火にかける
ここから少しコツがいります。

火が土鍋の外側に来ない程度(中火くらいか)で、蓋をして沸騰するまで待ちます。

蓋を取り沸騰した事が確認できたら、再び蓋をして弱火に。
 
25~30分グツグツ炊きます。

25~30分というのは幅がありますが、仕上がりが違います。

 

25分:水分は飛んでふっくらしたご飯になります。

30分:ほんのりオコゲができます。

 
イメージとしては25分前後から美味しく食べられる状態になり、30分に近づけば近づく程香ばしい仕上がりになり、それ以降は下降していく感じです(つまり25~30分の間に美味しさのピークを迎える)。

でもここに1つ落と穴があります。

それは、沸騰していることに気付くまでの時間により、仕上がりにムラが出来る点です。

30分以降は過ぎれば過ぎる程、硬くなり食べづらくなります。

おこげって美味しいですが、玄米のオコゲは白米よりも更に硬くなるので、限度を超えてしまう感じです。

なので、仮に沸騰している事に5分気付くのが遅れてしまい、その後30分炊いてしまったら、失敗作の出来上がり。

(そんな時は冒頭いったように、水を加えてラップしてレンチンすると食べられます)

更にいうと、気圧(天気や季節による変動)によっても、若干火の通り方にムラが生じるリスクがありますし、沸騰の定義によっても仕上がりに変化が生じます。

なので慣れないうちは安全マージンを取り25分からスタートしてみてください。

何度か炊いて慣れてきたら30分に挑戦すると良いかと思います。


ちなみにアドバイスとしては、予め何分で沸騰するのかストップウォッチではかっておくと良いです。

私の場合、1合で凡そ6分で沸騰するので、タイマーセットしてこのタイミングに気付けるように工夫しています(つまり私の沸騰の定義は火にかけて6分くらいの状態を差す)。


5)蒸らし
25~30分弱火で炊いたら火を止めて蒸らします。

蒸らし時間は10分。

と書かせてもらいますが、実際は蓋をしたまま他の調理をしたり、

早めに炊いて食べるまで放置したりするので、

この蒸らし時間はあくまで最低時間となります。

10分未満で蓋を開けたら駄目ですよ!


それで完成したのがこちら~

 

マジで美味しいのでぜひお試しください。
 
本物のぜいたく品は白米ではなく玄米だと気づかされます。
 

 

  萬古焼(ばんこやき:万古焼)


今回私が購入した土鍋の紹介もしておきますね。
 
三重県三重郡菰野町にある三鈴陶器さんの萬古焼きです。

萬古焼とは葉長石を使った耐熱性に優れた焼き物のこと。

江戸時代から造られているようで、四日市市指定無形文化財となっている陶器なんですね。

質感も良くて、保温性も抜群。
 
唯一の欠点は、開封時に例の臭いがしたことです・・・。
 
最初は陶器にこびりついていたらどうしようか心配でしたが、ささっと洗ったら取れましたし、それ以降全く臭わないのでご安心を。
 
検品か配送の過程で付いた臭いっぽいです。

これはご飯鍋ではあるのですが、試しに鍋焼きうどんを作ってみたところ、火から離してもしばらくの間グツグツが止まりません。

 

この独特な形状によりご飯もすっごく美味しく炊けるので、大のお気に入りです!毎日使ってます!


私が購入したのは3合炊きタイプですが、大きさ的にはかなりコンパクトですね。

他にも1合3合5合7合の大きさがありますので、ご家庭に合わせて丁度良いサイズをお選びください。

 

 

 

 

 

 

  土鍋で精米されたお米の炊き方


尚、土鍋でご飯を炊くのは、精米されているお米だともっと簡単です。

1)研ぐ
土鍋にお米を入れて研ぎます。

2)浸水
とぎ汁を捨てて、適量の水(炊飯器で炊くのと同じ量)を入れて浸水させます。

10~20分程度でOK(別に浸水させなくてもOK)。

3)火にかける
蓋をしてそのまま火にかけます。

沸騰を確認したら再び蓋をして弱火に。
 
10~13分ほどグツグツ炊きます。

10~13分では幅がありますが、仕上がりが違います。
 

10分:ふっくらモチモチの仕上がりに。

13分:ふっくらモチモチでほんのりおこげが出来ます。


時間が来たら火をとめて10分蒸らします。

こちらも沸騰するのに気づくまでの所要時間を考慮する必要がありますが、白米の場合は玄米と違い、おこげも多少食べやすいので、玄米ほどシビアじゃないかもです。
 
ただし白米の場合は吹きこぼれが生じやすいので、火から目を離さないようにしましょう。
 

 

  最後に

 

以前精米機についてご紹介しましたが、玄米を食べるなら精米機が使わなくなるのかと言うと、そうではありません。
 
玄米は上記の通り、「あ、食べよう!」と思い立ってもすぐに調理できる代物ではないのですね。
 
なので予め精米したお米も冷蔵庫に保存しておくことをオススメします。
 
精米されたお米なら土鍋でも30分以下の調理時間で炊くことができますから、返って炊飯器よりも早いくらい。
 
私はこんな感じで、朝晩は玄米、昼は家で食べられる時は白米、みたいな感じで過ごしています。
 

 

日本人はやっぱり米です。

 

 
そして米はやっぱり玄米です。
 
調理工程に時間がかかるので、楽を好む時代の訪れと共に食離れが進んだ玄米ですが、世界一のスーパーフードと言っても過言ではないでしょう。
 
そして本物のぜいたく品です。
 
長くなりましたが、マジでお勧めなので、皆さんもお試しください。
 

自然なものを正しく調理し、美味しく食べて健康になりましょう!

 
 
おわり