あまりにも、あまりにも劇的な勝利で優勝!
先制点は鮮やかに。
関根のドリブル突破からの折り返しを江坂。完璧!
安全運転の前半から、後半は大分が前に人数をかけて反転攻勢。
セカンドを拾えず波状攻撃を浴びる苦しい展開。
関根が下がるときの涙で、思わずもらい泣き。
槙野投入はちょっと早いんじゃないか、フリーキックを蹴らせるのも余裕見せすぎじゃないかと思っていたら90分近くに同点弾。
大分は準決勝でも終了間際に追いついてPKで勝ち上がっているだけに、一番嫌な展開。
だけどAT、攻めに徹したのが良かった。
大久保の大胆な仕掛けから得たCKのこぼれを柴戸が逆足でミドル、頭でコースを変えてゴールを決めたのは誰だ?槙野だ!!
準決勝宇賀神弾に続いて、こんな運命的な勝利があるのだろうか。
加入した最終節に決勝FKでアジアへ連れて行ってくれた男が、浦和の漢と呼ばれるようになり、退団する最後の試合で再び俺たちをアジアへ導いてくれた。
あまりにも出来過ぎな幕切れに、現実感がなくなるほどだった。
嬉しいだけでなく、一抹の寂しさも伴う優勝。槙野のインタビューで涙腺決壊。
劇的勝利は大分の粘りがあってこそだった。
今後何年、何十年と語り継がれる一戦だと思う。
ここから先、新たな歴史を刻んでいこう。
アジアが、世界が俺たちを待っている。
We are REDS!