🌸前回までは、こちら↓


天河大辨財天分社である

秦野福寿弁財天の例大祭の続きです。


桜の木を手に持ち

木花舞を奉納する瞬間に

ふと目にとまったのは。。。


“紅天女”のお神酒でした。



『まこと紅 千年の

いのちの花ぞ いま開かん』

(『ガラスの仮面〜紅天女〜』より)


そんな紅天女の声が心に響きます。

紅天女の手には梅
奉納舞の手には桜

どちらかも木花(コノハナ)です。

『いのちの花ぞ いま開かん』

ふるうこの花枝に咲く花は
“命の花”

まさに舞う瞬間に
紅天女から、大切なことを教えて頂いた
気持ちでした。

演奏家、松葉智穂さんのライアー
『さくらさくら』の音色に身を任せ

弁才天女様の御神前にて
心より木花(コノハナ)をふるい舞ました。


その頃。。。
山梨の弁財天社でも
大切な友が祈りのお心合わせを
してくれていたのです🌸

山中湖の天満宮にある
弁財天社でのお心合わせ。

紅葉の美しい富士山の麓より

祈りの様子です。


『トヨタマヒメ富士日記』

”立冬 祈りの日 1107”

舞の後、無事に終わりホッとしている

刀絵帰蝶です。


その時に、草山宮司より

「宮本さんは、北口本宮富士浅間神社と縁あるんだね」と

にこやかにお話しかけられました。



草山宮司は、草木の研究者でもある

福寿弁財天と出雲大社秦野分社の宮司です。


「はい、北口本宮富士浅間神社様は、とても好意にして頂いてるお宮様です」


どうして解ったのかしらと😳

ドキドキしていると草山宮司が微笑んで


「だって、桜入れてる紙袋がね笑。🌸」


「あ。紙袋…ね🌸」



舞がための木花は

“木花開耶姫”にあやかろうと。。


北口本宮富士浅間神社の大札が入っていた

紙袋を使っていたのでした🌸


そりゃバレバレですね。


「それにね、私は北口本宮さんの上文司宮司と仲良いんだよ」と草山宮司。


嬉しくなりました。


七月二十三日の吉日。

北口本宮富士浅間神社の

上文司宮司にお会いして


“桜アマビエ”の刀絵を

奉納させて頂いたばかりだったのです。



富士山の麓の友人たちと心合わせの祈り

その直後に、山梨の北口本宮富士浅間神社の話題が出たと言う事に。。。


『心と心が繋がった証拠よ』


そんな風に

弁才天女様が優しく

微笑んでいらっしゃるようでした🌸


結んだ帯は

弁才天女が琵琶を奏でて

芳華を降らすお柄。


他にも、共に祈りをする

大切な仲間に各地より

お心合わせを頂きました。


どれだけ離れていても

想う心が重なると

魂が共鳴する様に感じることが出来ます。


やはりヒノモトの祈りは

美しく、力があると

思った瞬間でした。


柿坂大宮司の言葉

祈りの『び』が『わ』に結ばれた瞬間

まさに“琵琶”だと思います。



各々の祈りが大切な人、

愛する人に届きますように。


こゝろより



山梨の北口本宮富士浅間神社は

今頃は紅葉が美しい事でしょうね。


想いを馳せます。


続きます🌸