*鬼滅の刃を面白いと思ってる人は絶対に読まないでください。キレます。 鬼滅の刃のネタバレもあるので、絶対に読まないでください。絶対に。己の責務を遂行してください。
さーーーーーーーーーーーーーーーーーて。
やっとこさ、おれの「鬼滅の刃」への違和感をある程度掴めてきたぞーーー。笑。
それでは、書きたいと思う(・∀・)いくぞ!
まず、ナリ(漫画ファン歴20年くらい)が、全巻読んだ結果の、鬼滅の刃評としてはですね。
100点満点中、40点
と言う感じです。まぁ,,点数は他の漫画に点数つけたことないからあれだけど。笑。
クソつまんないとは、思わないけど。面白くはない。という感じですかね。
目次
・鬼滅の刃が40点な理由
・鬼滅の刃に感じた違和感
・鬼滅の刃のブームの理由
・ナリの違和感の正体
鬼滅の刃が40点な理由
まず、理由ですが、まとめたわけじゃなく書きながらまとめていくので、書き忘れることもあるかもだけどー。
(※ちなみに、単行本追ってた派なので、ここまで流行る前から読んでたので、1巻とか読んだのはるか前なので忘れてるところもあるかも思いますが、読み返す勇気がなかった)
・絵は嫌いじゃない。
画力が低いとか言われてるけど、べつに気にならない。むしろ悪くないとすら思う。
ただ、漫画としての状況描写がわかりにくい。後半で、家の襖とか部屋がどんどん動き回るというシーンがあったけど、あそこは、マジで読みにくかった。
ブラム読んだ時の「え?!どゆこと?」感が,半端なかった。
ブラムは、わかりにくさを売りにしてるからいいけど。
わかりやすさが売りの鬼滅の刃で、それはちょっと世間が許してくれませんよ。
・世界観が、すごく狭い。
炎柱が、上弦の3に負けた時「うそだろ?柱って、、えー、、、ここで負けたら今後どーーーすんの?大丈夫?強さの設定とか、大丈夫なの??」って思ったけど、やっぱり大丈夫ではなかった。
まず、序盤で、鬼殺隊の強いうちの7人の1人と、鬼の上から四番目に強いやつが戦って、どっちかが負けるってのは、、、、
その後、上弦より強いやつ、(BLEACHでいうところの、〇番隊とか)例えば鬼殺隊の柱より単独で強いやつとか、(キングダムでいうところのホウケン的なキャラとか、封神演義でいうところのネントウ仙人とかさ)出てくるのかと思ったけど。、、出てこなかった。
例えば、鬼殺隊が、政府と関係ないらしいから、、、政府関係の鬼殺隊みたいな奴等を出してもよかったかもね。るろうに剣心でいうところの、斎藤一みたいな。
「上弦vs柱」という設定だけは狭すぎたのだろう、、もともと23巻で終わるからあまり世界観を広げることができないって決まってた!とか言うのがあるのかもしれないけど。
伏線回収せずに終わっても良かったと思う。
読んでる時の「ちょっと、ここでこーゆー展開になったらやばくね?」みたいなワクワク感がないほうが辛かった。
それでいうと。やはり、
・展開が読めすぎる。
「物語がわかりやすい」と言えばいいのだけど、「どーせ、こーなるんだろうな」が本当にこうなる。期待がさほど裏切られることはない。
あーーー。さき読める。と言う感じだ。
・技の設定に面白みがない。
「柱」というネーミングは素晴らしいと思う。「呼吸」というのは、まーーー、気にはなるが、全然いい。が。
技がマジでよくわからない。笑。
一の型、ニの型、そして!終ノ型、、、うん。どういう設定なのかがわからない。笑。
どこまであって、何にどう言う特徴があって、○○の呼吸が、どう言う意味なのか知りたい。
例えば、獣の呼吸は、、、あれはどう言う意味での獣の呼吸なのか。。、クライマックスで技名がめちゃくちゃ出てくるけど。、技名に思い入れなさすぎて、辛い(;ω;)笑。
全然関係ないけど、スラムダンクで桜木は、20巻くらいかずっと「ミドルのジャンプシュート」だけ練習して、練習して、練習して、練習してよ。。笑。
最後、そのたった一つの技、ジャンプシュートで勝つんだぜ。桜木はフンフンディフェンスと、リバウンドと、ゴール下シュートと、ミドルのジャンプシュートだけで、31巻乗り切ったんだぞ。笑。
一つ一つの技に思い入れがある(フンフンは桜木の代名詞だけど思い入れはない。笑。)
BLEACHの一護なんて、ずっと、月牙天ショウだけ。笑。
男の子にとって、技って大事よ。笑。
(ここが今回のキモ)
・強さの設定がわかりづらい。
誰がどれぐらい強くてどう強いのかさっぱり。笑。岩柱が最強なことだけしか覚えてない。笑。なぜ、最強なのかもよくわからない。笑。
目が見えない人が強いってのは、まぁ、新しくない設定だけど。名前忘れたけど、るろうに剣心のあいつとか。笑。
ただ、やっぱりこの後もはなすけど、、、炎柱が最強という、設定が良かったと思う。,マジで。笑
・炎柱早く死にすぎた説
思うけど、読んだ人に聞きたいけど。炎柱が早々に死んじゃったのか、良くないんじゃない?
あの人って、ナルトでいうところのカカシだったり、BLEACHでいうところの浦原とか、京楽とかさ。ワンピースでいうところのシャンクスてきなポジションじゃねーのか。笑。
鬼舞辻と戦うのが主人公だとしたら、、上弦の1と戦うのは、ぜったい炎柱だろ。笑。ダントツ炎柱が、キャラクター強かっただろ。
炎柱死んだら,他の柱っね、全然目立たないやん。笑。
炎柱を殺すことで、主人公に軸を持っていきたかったんだとは思うんだけど。早く死にすぎたなーーーーー。笑。どうすか。炎柱死ぬの早すぎないっすか。笑。
主人公の「兄貴ポジション」って、めちゃくちゃ旨味やん。
・キャラクターが単純
すぐ、キャラクターの過去の話をするけど。
どーせ、みんな辛いことあったんでしょ?ってのが読む前にわかってしまう。
はいはい。どーーせ。悲しかったから、鬼になったのね。という。
上弦の2は、「変態系」だったけど。ただのサイコパスなんだねという感じだった。笑。
でもおれは、鬼滅の刃の全キャラ通して、上弦の2が一番好きだったよ。笑。
この記事書く前に、鬼滅の刃の他の人のレビュー見てたら「キャラクターが個性的」って書いてあって、びっくりした。笑。
こ、、、、個性的か?(๑•ૅㅁ•๑)
派手な服を着たら明るいやつだと思われたり、大声で喋ってるから、面白いやつと思われてきなことだろうか、、、
個性的だとは全く思わなかった。むしろ単調だったのでは、、悲しいことがあったから強くなったという、、、、それ以外に、、なにが、、、
鬼滅の刃への違和感
それは、ストレートに。
なぜ、40点の漫画なのに、なぜここまで人気なのか?
です。
これは、感情論ではなく、漫画ファンを20年続けてきて、流行ってるから「おれは面白いとは思わない!」みたいな天邪鬼で言ってるのではなく。
冷静に全作見た上で、、「うん。おかしい。」と思った。笑。こんなに人気なのはおかしい。笑。
ナリは「面白いから漫画読む」ってのもあるけど。「面白くない漫画も読む」ようにしてて。笑。
それは、漫画ファンとして、面白くない漫画の面白くない部分を分析したいという。笑。
鬼滅の刃ブームの正体
・女子と、コロナと、Netflix
これはね、昨日ナリ心理学の仲間と話しててわかったんだけど。
鬼滅の刃って、少女漫画なんだよね。少女漫画。
おれずっと、少年漫画だと思ってたよ。だから、少年漫画として読んでたの。けどね、違うのよ。鬼滅の刃は少女漫画なのよ。少女漫画ってより、女子向け漫画って感じだろうか。
そー思うと、辻褄めっちゃ合うのよ。
うちの仲間に聞くと、男子より女子の方が鬼滅の刃にハマってるらしい(漫画なので男子も当然ハマるけど,,割合かな?ちなみに小学生以下はたぶん、ブームだからハマってるだけだと思う。内容なんて関係ないw)
で、鬼滅の刃って、めちゃくちゃ内容がストレートで、「めっちゃ強い鬼を殺す悲しい過去のある民間人」ってだけで、ほとんど捻りがない。笑。
最初に、「鬼殺隊は政府とは関係ない」って言われてからガチで政府出てこなくてさ、普通、政府出てくるだろ。笑。社会問題ぞ。笑。
でさ、、今まで何年も少年バトル漫画を読んできた人からすると「ストレートすぎて何これ?」なわけよ。
小学生がハマるのは意味がわかる。なぜはら、流行ってるし、友達との話についていけなくなるだろうし。
でさ、多分。
少年バトル漫画をさほど読んできてない人からしたら、
「展開が読めすぎる」とか「捻りがなさすぎる」とか、「キャラクターの背景が一辺倒すぎる」ってのを感じないのかもしれない。
そりゃそうだ、他の漫画読んだことあまりないのだから。
そして、ここからめちゃくちゃキモなんだけど。
鬼滅の刃というか、
「少年バトル漫画を読むという体験」が面白かったんだと思う。
鬼滅の刃が面白いのではなく、少年バトル漫画が面白い!という。
もっというと、コロナのせいで、「漫画を読むという体験」をほとんどしたことない人が、
鬼滅の刃が面白いのではなく、漫画という体験が面白かったのだろう。
漫画ファンとしては、漫画読む人が増えることは喜ばしいことなのでディスってはない。
ただの冷静な分析です。
だから、おれがしてきた少年バトル漫画としての考察って、もうはっきりと無駄なんだよ(・∀・)笑。おれは、そこを間違えてた。
あれは、少年バトル漫画の姿をしたら、少女漫画なんだ。
Facebookでおれのフィードに流れてくる「鬼滅の刃おもしろかった!」的なやつは、
みんな子供に影響受けたママ達んだよ!笑。
普段漫画読まないママが、コロナのおかげもあって読んでみたら「漫画体験が面白かった」というものだろう。
逆に、漫画を普段から読む男子に確認したけど、、やっぱり、おれと似たような感想なのよ。笑。
長年の漫画ファンは、たぶんほとんど面白いとは言ってないんじゃないかと思う。いや、個人的に面白いと思うのはいいんだけど。ここまで話題になるほど評価してる人はさほどいないのではないかと思う。
それと、コロナのおかげのNetflixだよね。鬼滅の刃はやはりアニメから流行ったから、起爆剤はアニメ→Netflix→コロナだよな。
そして、映画があんなに流行ってるのも、これはひろゆき(2ちゃん作って人)が言ってたけど。
「今コロナで他に面白い映画やってないから」って言ってて笑った。笑。たしかにって。笑。
いろんなことが重なったんだな、、ってしょうもない意見だけど、、本当にそうなんだろうな。
ナリの違和感の正体
おれが、鬼滅の刃に感じているのは、結局はただの嫉妬だと思う。作品に対しては、嫉妬してるんだなって思った後に冷静に分析した。
ナリは漫画家じゃないが、ブログという作品を作る側という,クリエイターとしては大きくは同じで。
「面白いものが売れてほしい」と思っているが、実際はそうではない。面白くても売れないものもあれば、面白くないのに売れるものもある。
タピオカがあんなに流行った時、○○ジュースみたいなのを販売している人たちは、ムカついたと思う。笑。
ざけんな!と。笑。うちはちゃんと気持ち込めて人生込めて○○ジュース作ってんのに。
ヤ○ザの資金源とか言われてるジュースが売れてるのムカつくだろうな。笑。
「いいものを作ったら売れる。」というのは、作り手にとっては信じたいけど、真実ではない。
いいものを作っても売れなかったりする、その葛藤と向き合いながら今日もいいものを作ろうとする。
ナリが、心理のブログを書き始めたとき、そりゃいきなりは人気が出なかった。
自分よりクソつまんないブログなのに、超人気のブログとか全然あって、まじで嫉妬した。笑。ゼッテー超えてやると思ってた。笑。
そのためには「運」や「ブーム」ではなく、実力をつけて「いいもの」を作るしかないって思った。
ありがたいことにブログは人気になった。まだまだもっと面白いものを書きたいと思っているが、とりあえずはいいところまではきた。
鬼滅の刃を見てると、その不合理さをどストレートに感じてしまうんだろうな。思い出してしまうのだろう。
漫画ファンよりも、漫画をあまり読まない層に受けることで、漫画として大成功してしまう。でもそれが真実で市場だ。悔しいけどしかない。
鬼滅の刃を面白いと思う人がいることにはなんとも思わないけど。
みんなが面白いと言ってるから面白いと思うって人が多いことで、作品の評価が上がってしまうことや、作品の実力以上の評価をされすぎてることに、ムカつきながらもその真実を黙って受け入れるしかないことへの葛藤。
歌が上手いから売れるわけじゃなく。売れようとした人が売れる。ムカつくよ、けど真実。
ブームによって救われる人もいれば、ブームに乗れないから消えていく人もいる。それが真実だから争ったって意味もないんだけど。意味もないんだけど。ムカつくものはムカつく。
それが市場と言われればそれが市場。
面白いものは人それぞれと言われればそうだけど。。。本当にみんな「人それぞれ」で面白いと思っているのか?
いや、確かに、「友達の輪に入るために読んでる」人もいるのだろう。その人にとってはそれが「面白いもの」だ。。
確かに人それぞれだ。
ナリは3日に一回ペースぐらいで本屋にいく。「鬼滅の刃売り切れです」的なポップがあった時、びっくりした。なんで????が頭の中で巡った。
それから長いこと時間がたった。とりあえず、全て書ききれないけどももう長すぎるkら書くのやめるとりあえず、自分の意見をまとめられてよかった。笑。
鬼滅の刃のおかげで本当に色々考えさせられて、めっちゃ感謝。鬼滅の刃が面白かったって人は具体的にどこが面白かったのは教えて欲しい、何人にも聞いてみたけど、明確な回答を得られなかった。
それと、鬼滅の刃が面白かったという人に、普段から漫画をどれくらい読むのか教えて欲しい。月10冊以上は必ず買うとか。(ナリは10冊で済んだらどれだけお金が浮くか、、w)
逆に、鬼滅の刃が面白くなかったって人は、上記した以外での乾燥が欲しいな。フーフー。