小さいころ母親に『あんたは人間失格💢』とかお手伝いしないと『お嫁にいってから苦労するよ‼️あんたのために言ってるんだからね💢』とか色々言われて、言われた時は睨み返したり、反抗したり憎まれ口たたいたりしてましたが、心の底では「あー私ってダメな人間だな…」だから頑張ってちゃんとしないと!と思ってずっと生きてきました。
 
 
 
 
ナリ君のお母さんは、このようなことは言われなかったでしょうか?
 
肉体的な虐待はされたことはなかったですが、これは言葉の虐待ですか?
 
 
 
 
もうすぐ2歳になる娘に「あんた本当性格悪いね💢」「もう言うこときかないならどっか行って💢」などと暴言を吐いてしまって、あー私も母と同じように娘に暴言を吐いてしまってるな…
 
娘を傷つけてしまってる…
 
 
 
 
 
と思いながらも怒りが収まらず止められません。
 
 
 
 
 
怒りがおさまった後に『本当は大好きなんだけど、酷いこと言ってごめんね』と謝ったりしてるのですが、また同じように怒って謝るを繰り返していて、成長しない自分が嫌です。
 
 
 
因みに母親は心配性で過保護なので、ナリ心理学でいうと軽度虐待にあたります。
 
 
私も母と同じことをしているのかと思うと、嫌でしょうがありません。
 
 
 
 
 
 
 
 
____________
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
自尊心の低い母親に育てられると。
 
娘も自尊心が低くなります。
 
 
 
 
 
 
 
自尊心の低い娘は、
 
ちゃんとしていないと、人に嫌われたり、人に好かれないと思うので。
 
周りの人の目や、
評価が気になって仕方ありません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そんな娘が子供を産みます。
 
 
 
 
 
 
 
 
子供は、
自分の思い通りにならない代名詞みたいなものです。
 
 
 
 
 
思い通りにならない子供のせいで、自分の「ちゃんとしなきゃ」ができなくなってしまいます。
 
 
 
 
 
ただ、口で説明しても子供には伝わりません。
 
 
 
 
 
 
なので
 
怒鳴るか、
手を出すか。
 
もう少し大きくなれば、
 
不機嫌。
睨み。
ヒステリック。
 
などで、子供を自分の思い通りにコントロールしようとします。
 
 
 
 
 
 
 
これを
 
「悲しみの連鎖」
 
と呼びます。
 
 
 
 
業界用語でいうと
「シミカナーのレーサン」です。
 
 
 
 
 
 
あなたが子供に対して
 
「あんた本当性格悪いね💢」「もう言うこときかないならどっか行って💢」
 
 
暴言を吐いてしまうのは。
 
 
 
 
 
当たり前の話なのです(p_-)
 
 
(だからしてもいいよ!って話ではない)
 
 
 
 
 
そうなるべくして、そうなってます。
 
ちなみにこのままいくと、あなたの子供も将来結婚して子供ができたら、高確率で。
 
暴言を吐きますし、虐待するかもしれません。
 
それも、
 
 
 
 
 
 
当たり前の話なのです(T-T)
 
 
 
 
 
 
 
 
「悲しみの連鎖」が起きるのは当たり前なのです。
 
 
 
 
 
 
 
世の中には、悲しい事件が毎日起きてます。
 
子供の虐待や
いじめ
パワハラ
モラハラ
自殺
etc.
 
その事件そのものではなく、「なぜその事件が起きたのか?」を考えてみると。
 
 
 
 
その事件にいる人たちは、
悲しみの連鎖の上で生きてきた人
だったりします。
 
 
 
 
 
 
 
 
悲しみの連鎖は
 
この瞬間にも、日本中で数え切れないくらい起きてます。
 
コロナ自粛の中、
仕事やお金がなくなっていく両親の不安感、それに伴う不機嫌を、家の中でただただ怯えてる子供もいるでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
その子は大人になったら、もしかしたらその悲しみを「外に発散」するかもしれません。
 
それが、
 
子供の虐待や
いじめ
パワハラ
モラハラ
自殺
etc..
 
に繋がる可能性も0ではないです。
 
 
 
 
 
 
正直、悲しみの連鎖を全てなくすことは不可能だと思ってます。
全ての人を救えることも不可能だと思ってます。
 
悲しみの連鎖に巻き込まれて、そのまま人生を終える人は絶対にいます。
世界には、不幸が存在します。
 
世界は、原理的に不平等です。
世界に、絶望してしまう気持ちはよくわかります。
 
この世界の人が
全員幸せに、全員幸福で、自己実現できるわけありません。
 
人生そのものが僕ら人類にとっては呪いです。絶対に悲しみと隣り合わせだから。
 
あなたが勇気を出して幸せに生きても、あなたの幸せや行動とは無関係に「不幸な人生」を歩んでしまう人も、悲しい事件に巻き込まれる人もいます。
 
「自分だけ幸せでいいのか?」
 
と罪悪感を感じることもあるでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
コロナのせいでたくさんの人が金銭的なダメージを受けていますが
 
「私は、別に裕福だから、2年くらい収入なくても、数千万損害出ても。別に大丈夫」
 
って人もいるでしょう。
 
 
 
 
そんな人に対して周りは何かを言うべきではないが、本人が「罪悪感を感じる」と言うことはあるかもしれない。
世の中が大混乱してるのに「自分は全然平気」というのは意外と、、ストレスになります。
 
 
 
 
 
 
 
 
日本の至るところに悲しみはあって。その悲しみは止めようとしない限り止まりません。
 
 だから、止めようとするのです。
 
 
 
 
「0」にすることはできなくても、
昨日より、「1」減ればいい。
 
その「1」は、
人、一人の人生なのだから、
 
ものすごく大きい。
ものすごく。
 
 
 
 
相談者さんの話に戻ると、この人が悲しみの連鎖から抜けることで!
 
この人のお子さんも悲しみの連鎖から抜けられるかもしれない。
 
この人のお子さんが将来子供を産んだら、その子(孫)も悲しみの連鎖に巻き込まれなくてすむかもしれない。
 
 
 
 
 
 
 
一人が抜けると、
連鎖的に、
 
そうなるはずだった人も
 
そうならなくなる。
 
 
 
 
 
 
 
逆に、
 
一人が悲しみの連鎖になれば、、、悲しみの連鎖に巻き込まれるはずがなかった人が、巻き込まれて。
 
巻き込まれた人が、また誰かを巻き込む。
 
 
 
 
 
 
なんか、コロナみたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
あなたが抜ける。
 
一人が抜ける。
 
目の前の人が抜ける。
 
 
 
そうやって一歩一歩の歩いて行くしかないんだよね。
 
 
 
 
 
 
 
 
この世から悲しみはなくならないけど。
 
悲しみの連鎖に巻き込まれないように、目の前の人が悲しみの連鎖から抜け出せるように。
 
人生を歩いて行くことを
希望
 
 
と呼ぶのかもしれない。
 
 
 
 
 
 
希望をわすれないことを
image
優しさ
 
というのかもしれない。
 
 
 
 
 
 
 
悲しいの連鎖はなくならない。
ただ減らすことはできる。
 
 
 
 

 

 

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