誰だって、自分の母のこと「欠陥品」だとか思いたくないよ。
だから、必死にかばうんだ。必死に親のことをかばう。
私は母好きなはずだ。母に感謝してる。母好きだ。
とね。必死にかばう。
でもほんとは、母親のこと「欠陥品」だと思ってる。
残念な女だと思ってる。
デブなのか。
ブスなのか。
頭悪いのか。
つまらなそうなのか。
弱そうなのか。
病気なのか。
アホそうなのか。
なんなのか知らんが。
残念な女だと思ってる。
でも、
母親を残念な女だと思うなんて
「なんてクソな子供だ。ここまで育ててもらっておいて。なんて親不孝もんだ。そんなこと考えちゃいけない」
だから、必死にかばう。
必死にかばう。
で、
しわ寄せは自分にくる。
「残念な女の子供は残念に決まってる」
どれだけ母親のことをかばおうとも。
残念な女の子供の私は残念だよ。
残念な私は、周りの人に好かれないから、嫌われないように。頑張らないといけない。我慢しないといけない。。
残念な女の子供だからね。
こっからはナリ心理学の提案、
母親を欠陥品だと思ってるなら、まずそれ認めてしまえ。
母親のどんなところが欠陥品だと思ってるのか考えみよう。
そして、つぎ。
それを母親に、落ち着いて伝えてみたらいい。
お母さんって、
なんで○○なの?
って。
ヒステリックになったり、
怒ったり、
騒いだりするかもしれんけど。
まぁ、落ちついて聞いてみたらいい。
そしたら、
「あぁ、欠陥品をだと思ってたけど。そうじゃなかったんだ。」
と思うか。
「この人、本当にわからないんだ。笑。I.Qが低いのか!そういえばこの人、人生で本を3冊読んだことないもんな。納得だわ。」
と思うか。
どんな結末になるかはおれもわからないけど。
必ず何かが動くよ。
母親は欠陥品じゃなかった!ダイヤモンドだ!
か。
母親は欠陥品だけど!ダイヤモンドだわ!
か。
どちらかになる。
おれは、べつにどちらでもいいと思う。
どんな結末だろうと、
あなたの心は「私はこのままでいいんだな」と思える。
そう思えたときに、世界が違って見え始めるんだよな。
母親のことは、
かばわなくていいからね。
欠陥品なら欠陥品でいいよ。
そう思っていい。
ただ、
欠陥品ダイヤモンドね。