韓国映画『サースト ~渇き~』鑑賞記@ネタばれ有!! | コリアna自遊空間

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1999年世紀末〜一筋にSECHSKIESと고지용(コジヨン)だけのファンです♡

안녕~(*^o^*)


先日の東京フィルメックス・閉会式の記事で停止状態ですね~ww

一旦更新をサボり出すと、このままずっと書かなくなってしまいまそうです(^m^)音譜

ちょっとエンジンかけなければ爆弾


今回は長くなりそうなので前置きなしに本題突入~ひらめき電球



観て来ました~ラブラブ


日本でも一般公開された代表作『JSA』をはじめ、

復讐三部作『復讐者に憐れみを』『オールドボーイ』『親切なクムジャさん』で世界にも名を馳せた

監督パク・チャヌク最新作、サースト ~渇き~《原題:박쥐(コウモリ)》!!


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2009年4月公開作品

監督:パク・チャヌク

主演:ソン・ガンホ キム・オクビン シン・ハギュン キム・ヘスク



カンヌ映画祭において審査委員賞受賞、最近の青龍映画祭でも優秀作品にノミネート王冠2された、

パク・チャヌク監督久々のHIT作クラッカー

青龍映画賞では2009年度の注目作品ばかりの中、『マザー(邦題:母なる証明)』とも

一騎打ちしてましたが、結果はマザーに軍配王冠1が上がってましたね~

うーん惜しいけど、マザーもよかったしな~

ソン・ガンホも候補に挙がった、主演男優賞のレースも接戦で相当面白かった~!!

(最優秀はキム・ミョンミンが受賞)


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↑パク・チャヌク監督の話ですが。


こちらは舞台挨拶での画像ひらめき電球です。

流石、世界各国での映画祭に参加し慣れているためか、余裕さえ感じられる雰囲気。

あんな物騒な復讐作品ばかり作ってる人に見えない…

なかなか興味深~い面白い話が色々伺えました。

この時の様子は又後ほど。


『親切なクムジャさん』あたりから、どうも哲学っぽい人物の描き方にすんなり感情移入できず、

前作『サイボーグでも大丈夫』は正直、私は途中で寝ました(爆)

ラブストーリーとはいえ、何だか意味わかんねーし、もーついていけん汗位にヒドかった!!

イヤになって珍しく早送りした名誉ある作品でもあるww


でもこの『サースト』は、本国では賛否両論で評価割れてますが、私は久々に監督らしい

面白い作品だと思いましたグッド!


何せ発想が面白い。

韓国人ヴァンパイア(吸血鬼)こうもりですよ~?


ヴァイパイアのタブーNGとして、太陽の光晴れ十字架十字架等がありますが、

今回ヴァンパイアになってしまったのは神父(ソン・ガンホ)

それにニンニクもタブーなので、韓国料理においてニンニク抜きはありえない!し、

キムチも食えないじゃん!あせる


まー、今回はあいにくそこまで突っ込んで描写されてませんでしたが(笑)、

ホラーコメディーの要素もありつつ、ヴァンパイアになってしまった神父と人妻との禁断の愛恋の矢

という内容も含みながらも、バランスよくストーリーに融合されていて、ところどころでプッDASH!

笑わずにはいられないシーンも満載なのです。


以前の記事でこの作品を鑑賞中、途中退場したり嘔吐した、とかいう話もあったのですが、

確かに生々しいエグさはあるのですが、別にそんな程でもなかったかなー

もっとスゴイの他にあるし。

単に私の感覚がオカシイ…いや慣れてしまっているだけかもしれませんが(笑)


しいて言えば、血が苦手な人には辛いかも注意

なにせヴァンパイアなので、色~んな血を色~んなパターンでゴクゴク摂取するシーン満載ワイン

その部分についても、私はなかなかユニークに活かされていると思いましたドキドキ



これより、韓国公式より引っ張ってきたネタばれNG画像もモロモロ出ますので、

来年2月の日本一般公開まで何も観たくない!知りたくない!という方々は、

遠慮なくスルー願います~(___)



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サンヒョン(ソン・ガンホ)は病院に勤務する神父。

死んでゆく患者を毎回看取りながら、自分の無力さを嘆いていた。


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そこで海外で機密的に進行していた、原因不明の難病のワクチン開発実験の機関にて、

人体実験の被験者として志願する。


しかし、サンヒョンはウィルスに感染し死亡するも、正体不明の輸血を受けたため奇跡的に生き返る。

結果、この血が原因でサンヒョンはヴァンパイアになってしまう。


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ヴァンパイアになってしまったサンヒョンは、血を欲する欲求と、聖職者であるが所以の葛藤と、

血を飲まないと生きてはいけないため、人を殺めずにどうにかして血を手に入れようと奔走する。


その一方、海外から生還してきた奇跡の神父として、信仰者たちから厚い信望を受けるようになる。


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奇跡を起こす神父(サンヒョン)の信望者の中から、幼馴染の友人・カンウ(シン・ハギュン)と再会し、

その妻・テジュ(キム・オクビン)に出会う。


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友人カンウを尻目に、ヴァンパイアになったサンヒョンはテジュの不思議な魅力に惹かれていき、

欲求が抑えられなくなっていく。

テジュもまたサンヒョンとの出会いで、日々の不満と抑圧されていた感情が沸々と解き放たれ、

「神父さまを待っていた」そう言って、サンヒョンに惹かれていく。


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夫からの暴力、姑からの奴隷のような仕打ちをサンヒョンに告げるテジュ。


急速に惹かれ合う2人。

ますます関係が加速し、より過激に愛を深め合う。


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テジュのピンチとなれば、彼女を救うためにどこからでも現われる自由自在のサンヒョン。

空を軽やかに舞い、人間とは思えない怪力を発揮させる。

しかし、ヴァンパイアのため、昼間の行動はできないので夜限定となる。


やがてサンヒョンがヴァンパイアである事実を知ったテジュは、恐怖から一度は距離を置くようになるものの、

ある企みから彼を利用しようとサンヒョンに近づくようになる。


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幼い頃からカウンの母より犬のように虐げられて生きてきたテジュは、サンヒョンとの関係をきっかけに

自分の中に眠っていた本性を表面化させるようになっていく。

病弱でマザコンの夫カウンがより疎ましい存在となっていき、夫殺害を企てる。


ただし、太ももの傷は、テジュ自身が自傷したもの。

しかし、サンヒョンはこの傷をカウンが暴力でやったものと誤解し、テジュの思惑にはまっていく。


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聖職者である葛藤を打ち破り、テジュを救うため、テジュへの愛を選択するサンヒョン。

サンヒョンは結局テジュの思いを受け入れ、友人カンウ殺害を実行する。


カンウの遺体は見つからず、事故として処理される。


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実行後も尚、罪悪感とはよそに関係を続ける2人。


非常に奇怪なシーンでありながら、思わず笑いがこみ上げてしまう問題のシーン。

カンウの亡霊としてか、2人の罪悪感の表れか、…想像におまかせ。


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ふとした拍子に、亡きカウンはテジュに一度も暴力を振るっていなかったと判明する。


愛するテジュを信じていたサンヒョン。

そのために殺人まで犯してしまった。

自分を利用した彼女に対する怒りが一気に爆発し、思い余ってテジュを殺害してしまう。


が、サンヒョンの血をテジュの口に含ませて、蘇生させる。

そして、彼女もヴァンパイアとなって生きるようになる。


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ヴァンパイアとなったテジュはこれまでにないほど意気ハツラツとし、

抑えられない血の欲求所以、ますます行動が大胆になる一方で、サンヒョンも手に負えない状態に。


今後の行く末に暗雲が立ち込める。


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カウンの死後、ショックで身動きできない身体になった姑(キム・ヘスク)。

テジュは、これまでのうっぷんを晴らすかのように姑を粗末にあしらう。

しかし2人の会話から、息子は事故ではなく殺害されたという事実を姑は知ることになる。


身体は動かずとも、姑は目だけで2人の行く末を見届けていくようになる。


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思わぬ来客たちが訪れ、義母の目だけの決死の伝達に、カウンの死の真相を怪しまれる2人。

やむなく口封じの実行にうつす。


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殺めた人間の血を吸うサンヒョン。

ここにはもう、聖職者で信仰者達から奇跡の神父として崇められたサンヒョンの姿はない。


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海の見える場所で、朝日が出るのを待つ2人。

ヴァンパイアである2人にとって、これを意味するもの。


サンヒョンの下した決断をテジュは拒否するも、最終的には受け入れ、最期まで運命を共にする。




大雑把な流れはこんな感じドキドキ

細かい部分はもちろん省いてますが、なかなか見応え満点です合格

映像はやや暗めでダークっぽいのですが、個々にユニークな演出が色々と仕掛けてあるので、

わりとサラっと観られてしまう、とてもわかりやすいドラマストーリーになっています。

パク・チャヌク監督独特の奇抜さはそのまんまなのですが、構成としてはとても良くできてる作品です。

音楽の効果も、クラシック調の印象に残るものでピッタリでした。


主演のソン・ガンホはもちろん、相手役のキム・オクビンは大出世作!ですね。

2人の演技にぐんぐん引き込まれてしまいました。

ベッドシーンキスマークは思った程過激ではないです。これなら『霜花店』の方がずーっと激しい注意

それにしても、ソン・ガンホの演技のキレは、本当に抜群!今作で大御所ぶりを発揮!!

シリアスな演技といい、面白いコミカルな演技といい、個々の切り替えが本当に素晴しいキラキラ

助演俳優陣のシン・ハギュンキム・ヘスクの存在感も流石グッド!


ラスト手前に問題のシーンがあるのですがひらめき電球

サンヒョンを信望していた信仰者の一人の女性をサンヒョンが強姦(未遂)するシーンがあり、

そこでソン・ガンホのイチモツが無修正のまま公開されて驚きました禁止


ストーリーの流れから何故このシーンが入ったのか、映画を観終わった後は全く意図するものが見えず、

これについては監督自ら説明してくださいました。


このお話については、次の記事に監督舞台挨拶のレポとしてupしたいと思いますニコニコ