Dimashが尊敬する Бибигуль Тулегеновой(ビビグル・トゥレゲノワ)さんのインタビュー 2024.04.15

 

 

 

インタビューするのは、ジャーナリストのArmanzhan Baitasov(アイマンザン・バイタソフ)氏

アイマンザン・バイタソフ氏の公式YouTube ↓

 

 

ビビグル先生は、Dimashが時々白いバラを持って訪問する、カザフの伝説的歌手。

ビビグル先生の Wikipedia ↓

 

※ビビグル・トゥレゲノワ先生のご家族の事、歌手になったきっかけなどについて様々な質問にお答えされている。

 

 

1:07:07から Dimashについての話題

A:今時の若いアーティストのパフォーマンスをですね…カザフスタンで流れている様々な流行の音楽を聴いたり観たりはなさいますか?

その中で お気に召した人、気になった人はいらっしゃいますか?

 

B:正直に申し上げますとね、流行の音楽(ポップス)は あまりよくわからないのですよ。

 

A:今時のカザフポップスということですか?

 

B:そうね。

例えばね…Dimashはポップス系に属するかしらね。

それでしたら 唯一私が分かる人ですわね。

 

彼は信じられないくらいの才能を持っている 神様がお与えになった以上のものを持っていながら 更に謙虚なのですよ。

本当に謙虚で 驚かされますよ。

気軽にここに来て 私のお誕生日を祝ってくれますの。

彼はそういう 優しい子なのですよ。

 

それと…どこでしたかしらねぇ… “Slavic Bazaar(スラビアンスキバザール)コンペティション” に Dimashが初めて出場する時に 私の祝福が欲しいということで「ビビグルapa の "バタの祝福" を頂きたい」と言ってきましたの。

あの時はちょうど アスタナでコンペティションが開催されていた時でしたわね。

私がステージに行きましたら、背の高い 痩せた男の子が立っていましてね。

そこで 私は彼の為にバタの祝福を致しましたの。

そして彼は去って行き、グランプリを獲ったのですよ。

 

👨:グランプリでしたね。

 

※このバタの祝福の詳細は 【復刻版】Dimash Show 2021.12.26 Part 1 にある※

 

(旧DJFC版は…見れるかな?)

https://dimashjapanfanclubofficial.hatenablog.com/entry/2020/08/23/142024

 

 

B:それ以来、彼はね、私がどこにいても いつも白いバラの花束を持って私のところに来てくれて、跪いて私の手にキスをしてくれますの。

彼はそういう子なのですよ。

本当に謙虚な子…とても謙虚だわね。

私が「あなたの(その素晴らしい)声はずっと続くものではないでしょ? これからどうするの?」と言いましたのよ。

今 彼はいつかしら?

 

A:まだ30前ですね。まだ若いです。

 

B:たしか今年30になるんじゃなかったかしら。

まだまだ若いですわ。

そうしましたら Dimashは「もちろん いろいろと考えていますよ。」と言いましたの。

音楽学校を卒業したところから始めましょうかしらね。

彼は Ayman Musakhodzhaeva(アイマン・ムサコジャエワ)に師事しましたね。

そこを卒業して、今は博士号課程を取っていますね。

その上まだアメリカで何かの管理をする勉強をしているようですの。

そうやって彼は いろいろなことを身に着けていっているのですよ。

それに加えまして、神様がお与え下さった才能を持っているのです。

“才能ある人間は 全てのことにも才能を持てる” ということなのですね。

 

※アイマン先生は カザフスタン国立芸術大学の学長※

Wikipedia ↓

 

 

 

 

 

A:これは Dimashを我々の学校に招かなければなりませんね。

そうしたら 彼になにかしらの指導をしてもらえますよね。

 

B:Dimashだけでなくてね、Rakhat-Bi_Abdyssagin(ラハト-ビィ)ね。

 

ラハトさんのWikipedia ↓(カザフスタンの作曲家・ピアニスト)


 

A:ラハトさんですね。

 

B:この子はカザフスタンの(作曲やピアノの)テクニシャンですわね。

残念ながら、カザフ人は(彼の技巧を)まだ理解できないのよね。

私はこの子が10歳の時から存じておりますけれども、その頃から上手でしたのよ。

まるでおとぎ話のようだわね。

彼はベルギーやノルウェーなどでオペラを書いたりしているのだそうですよ。

パイプオルガンや、オーケストラの曲も書いていますのよ。

 

公式YouTube より↓

A:カザフスタンにも多くのクリエイティブな若者がいますよね。

Alan Buribayev(アラン・ブリバエフ)さんもそうですよね。

 

アラン・ブリバエフ氏のWikipedia ↓

 

アラン・ブリバエフ氏のニュース on Jibek Joly TV ↓

 

 

B:そうですわね。

彼も世界に知られていますわね。

世界的な指揮者ですわ。

私達には(世界的な)指揮者もいますわね。

でもそれは…ラハト・ビィもそうですけれども、Dimashもですわ。

 

A:Dimashですよね。

 

B:彼らはね、自分たちが魅せたいものをやろうとしているのですよ。

でも…同じではないの。

Dimash の声域はね、(ピアノの鍵盤を示しながら)ここからね…鍵盤の最後まで…それ以上に出せますのよ。

彼は 鍵盤では足りないくらいの音域までいけるのよ。

 

A:足りないくらいに ですね。

鍵盤では足りないという。

 

B:そうなのですよ。全然足りないのよ。

それは天性のものなのですよ。

 

A:天性のですね。

天からの授かりものと言うことですよね。

 

B:誰にもできないことですわよ。

 

A:Dimashを(学校に)招聘したいですよね。

そうすれば  彼はマスタークラスですから “ビビグル・トレゲノワ学校” にも貢献してくれるかと思いますね。

 

B:それは大変良いことですわね。

きっと来てくれると思いますよ。

彼はアスタナに住んでおりますから、彼がそこに帰っている時は きっと来てくれますわよ。

 

A:それは素晴らしい。

興味深いですよね。

きっとこの番組の視聴者さんは ビビグルさんのお話を興味深く聞かれたことでしょう。

そして質問があると思いますので、よろしいでしょうか?

 

B:結構ですよ。

アバイ地区の初めての名誉市民となった証書があそこにありますけれどもね。

 

A:最初のアバイ地区の名誉市民となられました。

素晴らしいですね。

(ビビグル先生に)尊敬しております。

改めて、3月8日の国際婦人デーのお祝いを申し上げます。

ビビグル先生のご多幸をお祈りいたします。

 

はい、ご視聴の皆様にはお別れの時間です。

ではまたお会いしましょう!

 

 

おまけ

Dimash から ビビグル先生の94歳(2023年)のお誕生日のお祝いメッセージ ↓